“無念”を描き起こす独創的なファンタジー

序盤から終盤にかけて散りばめられた、多数の伏線。
そして、独創的な世界観による生と死の概念の可視化と抽象化。
さらに、個性的な登場人物たちによって紡がれる重厚な物語。

個人的には、物語折り返し地点からの数々の疑念の浮上と、どんでん返しが見どころです。そのスピード感たるや、読者を飽きさせることはないでしょう。

一話あたりの文字数の配分もキリが良く、途中で再開してもストレス無く読むことができます。

是非とも一読あれ!