手紙 

 拝啓、新雪の候 寒さも本格的になってまいりました お風邪をめしていらっしゃいませんか。

 私は先日、職を失いました。とても気にいっており、周りの人たちもとても親切で優しい方々でした。

 しかしながら私には合いませんでした。なぜか……なんてのを考えると頭がぎいっと頭が痛くなってきます。

 これをあなたが読んでいるころには私はここにはいないでしょう。

 すっと感じる潮風が今は心地よく感じます。


 今からここに包まれると考えると背中がぞわっとするはずなのにそれを一切感じない私は石にでもなった気分です。

 

 あなたとの20年間、とても楽しかった。


 あなたの  が    だったら……なんて考えると目から何かが零れ落ちそうです。

 もう行かなくちゃ。



 今までありがとう 

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