愛しい貴方を喰いたい


 恋愛とはどういうものだろう?


 まぁなんだってそれぞれの価値観に基づき表現される。

 私は独占欲が強い。どれほどか?噛むほどに。


 自身の血肉と愛しい人の血肉と混ぜ合わせたくなる狂愛。

 相手の血と、自身の血を分け与え合い混ぜる儀式。


 愛しい人と、溶けて混ざり合いたい。

 どこでこじらせた?狂気は止まらない。


 それは裏切られたくない血の契り、狂気を孕むたった一つの愛。

 それが私の奥で渦巻く、ろくでなしの恋愛感情。

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