仮投稿

@sonoda_03

どん底

嫉妬という感情は、今でも抱いてしまう。今の時代SNSなど様々な人たちが自身の日常などを公開している。そのSNSが私が抱く嫉妬の原因でもある。私の嫉妬の感情を増幅させてしまうSNSは「インスタグラム」と「Twitter」というSNSアプリだ。インスタグラムというアプリは自由に写真を投稿できる機能以外ストーリーと呼ばれる30秒ほどの動画や加工した画像などを投稿できる機能だ。ストーリーに投稿したものは投稿してから24時間ほどで消えてしまう。


そんなインスタグラムにおける私の嫉妬の原因としては、知り合いが友達同士で楽しそうに遊んでいる写真や動画を見てとても羨ましくて妬ましく思ってしまう。自分に友達がいないから妬ましく思うんだろうと、思われるかもしれないが、私には友達がいないわけでもない。自分自身の友達とSNSでの友達の投稿内容に映っている友達と私を比べてしまう。自分にもこんな友達がいたらどうなっていたかと考えてしまう。ひどい時は楽しそうな投稿に対して最低な言葉を送ろうとしていたが、何とか我に返って踏みとどまれた。 一度は、SNSをやめようかと考えたがSNSでは時に有益な情報が手に入れることができるため辞めるにもやめられなかった。


 Twitterでの嫉妬は、Twitterでの投稿には、いいねという機能がある。これが嫉妬の原因でもある。自分よりも他人の方が沢山のいいねをもらっているのを見てしまうと、嫉妬の感情が浮き出てくる。


 自分でもどうしようもなかったため信頼できる友達に相談した。すると友達は


 「お前、SNS向いてないよ。常に他人と比べると疲れちゃうし、それにお前にはお前なりの良さがある。物事を卑屈に考えるな。」


 この言葉を聞いて私の中の何かが吹っ切れたような気がした。当たり前のことだが他人と自分を比べても何も良いことがない、物事を卑屈に考えない。そんなことが分からなくなるぐらい自分はおかしくなっていた。


 私は、SNSを辞めた。あの時友達に相談していなかったらこのような形で文字に打つことはなかっただろう。そして誰かに相談する事の大切さを知れた。


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