あらすじにおいて作品との統一性を大事にする

 あらすじの詳しい書き方については、そちらを参照していただくとして。

 大切なのはあらすじと内容の合致である。


 あらすじはなるべく1万文字以内内容でターニングポイントまでで記載する。

 上手い人は1ページ目のみの内容で興味をひく書き方が出来る。


 あらすじの内容にはどんな誰が、何をする物語なのか?

 方向性を示さなくてはならない。

 群像劇ならよく出てくる人物のサイドも記載し、恋愛なのかヒューマンドラマなのか、それとも舞台が重要なのかでも書き方は変わってくる。

 

 そして内容と表現、雰囲気を壊すようなことをしてはいけない。

 あらすじとはお店で例えると、外に置いてあるメニュー表のようなものである。

 レビューとは広告、感想はそのままお客様の反応だ。

 メニューにはイラストや写真、デザインされた文字などが載っているだろう。

 それはお店の雰囲気をイメージさせるものであり、どんな料理を扱っているのかの基準にもなる。


 小説では作品それぞれに雰囲気や大切にしている方向性、メッセージがあると思う。

*真面目と線であるなら少し硬い表現

*コミカルならコミカルに取られる表現

*時代物なら時代物の雰囲気を醸し出す用語を使う

など、内容にあった言葉を使い表現をし、雰囲気を大切にしなくてはならない。

 日本語は海外からすると難しい言葉だと思われるが、元から日本語に慣れ親しんでいる我々にとっては、言葉一つでニュアンスが違うことは理解しているはずだ。

 あらすじが全ての始まりであることを忘れてはいけない。


 作品のイメージとの統一性を測ることが、その作品のファンへ繋がる一歩となる。

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