平たい海

灰崎千尋

「ねぇ、あたしと逃げてよ」

と彼女は言った。


 僕は迷った。迷いに迷った。聞きたいことは山ほどある。でもここで選択肢を誤ったら、彼女はこの誘いを無かったことにして僕の前から居なくなってしまう気がした。それが一人なのか、別の誰かをまた誘うのかはわからない。確かなのは、僕はそのどちらも嫌だということだった。

 沈黙もまた選択肢の一つだったらどうしよう、とも思ったが、彼女は僕の目を真っ直ぐ見つめたまま仁王立ちしている。脇と手のひらが冷たい汗でびっしょりと濡れる間も、彼女は僕の言葉をじっと待っていた。僕の慣れ親しんだギャルゲーのように。


「どうして、僕なの?」


 やっと絞り出したのはこの問いだった。実際、一番の疑問だった。僕は彼女と特別親しいわけではない。同じ軽音サークルに入ってはいるけれど、バンドを組んだことは無いし、そこそこ人数もいるサークルなのでちゃんと会話したのも数回くらいだ。

 ……僕は、そんな彼女の歌う姿に惚れてしまっていたのだけれど。

 だからこそ、聞いておきたかった。僕と逃げようとしている理由を。


「だってあたし、君のことが好きだもん」


 彼女は『にっこり』という擬音が聞こえてきそうな笑顔をつくって言った。


「君もあたしのこと、好きでしょう?」


 こんな殺し文句を言われて断れる男がいるだろうか。


「うん。わかった」


 僕はそう答えて、モラトリアムの残滓ざんしが積もってこごって沼になったような部室から彼女と二人で飛び出したのだった。






 僕たちは勢いに任せて走った。直感に従って走っているように見える彼女を、僕はただ追いかけた。体が熱い。喉がひりひりして悲鳴をあげる。こんなに走ったのは何年ぶりだろうか。それでも疲れを感じないのは、きっと彼女のせいだ。

 サークル棟を抜けて、道幅いっぱいに広がってだらだらと歩く奴らとすれ違って、大学の校門を出たところで、彼女は急ブレーキをかけてくるりと振り返った。背の高さが同じくらいなので危うく唇が衝突事故を起こしそうになるのを、僕はぎりぎりで避けた。

 どうしたの、と尋ねる前に、彼女は真剣な顔でこう言った。


「海ってどっち?」


 海。海かぁ。ここはどちらかというと山だからなぁ。などと、突然のことに僕がフリーズしていると、


「崖でもいい」


なんてことを言うものだから、僕は慌てた。


「し、死んじゃ駄目だよ!」


 そのとき初めて、僕は彼女にこの手で触れた。両手で掴んだ彼女の肩は細く、その華奢さに動揺もしたけれど、手を離しはしなかった。

 彼女は試すような眼差しで僕を見た。それからまたにっこりと微笑む。


「うん、死なない。死なないけどさ、ほら、海って定番でしょ」

「定番?」

「そう、犯人が逃げるときの」


 犯人、という言葉にぎょっとする。いったい何から逃げようとしているのか気にはなっていたけれど、彼女が罪を犯したということなのだろうか。


「何を、したの?」


 僕が曖昧な尋ね方をすると、彼女もまた曖昧な表情で答えた。


「海に着いたら、教えてあげる」






 僕たちは、僕のスマホの小さな画面で海を探した。

 電車をいくつか乗り継げば、「○○海岸」と名のつく駅に行けるようだった。僕も彼女も行ったことのない場所なので、実際にはもう海がなくて名前だけ残ったパターンだと非常に困るのだが、一応地図アプリ上では海に接しているようだ。それをそのまま伝えると、彼女は「そこでいい」と静かに言った。

 平日の昼過ぎ。電車はどれも空いていて、乗り換えを繰り返しても、僕たちは二人並んで座ることができた。電車に揺られている間、彼女はずっと黙っていた。逃亡者らしくスマホの電源を切ったという彼女は、ただじっと、窓の外へ目を向けていた。

 僕は、彼女に何か話しかけようとしたけれど、やめた。手を繋ごうともしたけれど、やめた。

 僕はこういうときに上手くやれた試しがないし、正直なところ、そもそも僕にその資格があるのかすらわからない。「一緒に逃げてよ」とは言われたけれど「付き合おうよ」と言われたわけではないのだから。そもそも友達と言えるかどうかも微妙だ。

 彼女は僕が隣で挙動不審になっていても、気に留める様子はなかった。いや、僕だけでなく何を気にする余裕もないのかもしれない。今の彼女の顔は、彼女がステージの上で歌うときの表情によく似ていた。見ている方もひりひりしてしまうほど張り詰めていて、闇夜の猫のように強い眼差し。そんな彼女の歌声はどこまでも真っ直ぐに聴く者を貫く。「自分はここにいる」と訴えるように切実な彼女の歌が、僕は好きだった。

 そう、だけど、僕が知っているのはそれだけだ。歌っているときの彼女だけ。だから彼女が何を求めて僕と一緒にいるのだか、僕にはわからない。

 そんなことを考えているとき、自分の太腿に乗せていた僕のこぶしが不意に彼女の手に包まれた。驚いてちょっと体が跳ねてしまう。彼女の手は可哀想なほど冷えていたけれど、彼女に触れられた瞬間からこぶしの内側は手汗で洪水になっているので流石に握り返してあげられない。僕はただぎゅっとこぶしを固くして、自分の太腿に貼り付かせることしかできなかった。手の甲の体温でも彼女の手を温められますように、と願いながら。






 「○○海岸」駅に着くと、日が傾きかけていた。

 改札を出て吸い込んだ空気に混じる、潮の匂い。彼女もそれを感じたのか、電車に揺られている間ずっと人形のように変わらなかった表情が、ハッと震える。二、三度すばやく瞬いた彼女は、僕の方を見て静かに頷いた。

 風の運んでくる海の気配を辿っていけば、地図は必要なさそうだった。乗り換えの確認に僕のスマホを使っていたけど、ここからは僕も電源を落とすことにした。僕たちは他の誰とも繋がらずに、二人きりで逃げるのだ。

 車とはすれ違うけれど、人には会わなかった。僕たちは歩道に並んで歩いていく。微かに聞こえた波音が、徐々に大きくなっていく。


「のび太くんのおばあちゃん、ているじゃない」


 彼女はどうやら唐突に話を始めるのが癖らしい。うん、と僕がとりあえず相槌を打つと、彼女は足を止めることもなく話を続けた。


「ああいうめちゃくちゃに優しくて、可愛くて、どんなときでも家族を愛してるよ、みたいなおばあちゃん。あたし、ずっとフィクションだけの存在だと思ってた。でも違うんだよね。みんな結構、愛された孫なんだ」


 僕は彼女の紡ぐ文脈を必死に掴もうとしたけれど、まだ無理だった。僕がどうにかして何か汲み取れないかと彼女の顔をまじまじと見つめていると、彼女の目もこちらを向いた。


「君のおばあちゃんはどう?」


 問われて、僕は自分の祖母を思い出してみる。父方も母方も健在だが、祖母を分析したことは無い。


「普通、だと思う。のび太のおばあちゃんほどじゃないけど、親の買ってくれないものをこっそりくれたりはしたかな。でも本当、普通だよ」


 びっくりするほど祖母の具体的なエピソードが思い浮かばず、僕は自分が結構薄情な人間なのではないかと落ち込んだ。

 けれど彼女は、


「ふぅん、そっか。そんな気がしたんだ」


と、何故か少し満足げだった。






 そして今、僕たちの目の前には海が広がっている。

 正直に言えば、僕はこの海に少なからずがっかりしていた。海というのは、もっとドラマチックなものだと思っていた。逃避行の舞台として相応しいはずの。絶え間なく打ち寄せる波がざばんと崩れて、白く儚い泡の弾ける音がして。こんなイメージを押し付けられても海だって困るだろうが、思ってしまっていたのだから仕方ない。

 それにしたって、この海はなんだか、あまりにも、平たい。

 砂浜はのっぺりと人工的で、揺れる水面はさざ波が精々せいぜいで、透き通る青と水平線がかえって海の平坦さを強調している気さえした。

 近場の海なんてこんなものなのか。いや、僕が安易にこの場所を選んでしまったから。でも、それじゃあ此処にたどり着いてしまった僕たちはどうなるのだろう。

 そんなことをぐるぐると考えながら隣の彼女を見遣ると、妙にすっきりとした顔をしている。


「うん、海だ。あたしに似合いの海」


 彼女はそう言って、黒いエナメルのパンプスのまま砂浜に歩いていく。彼女の中でこの海は合格、らしい。僕は彼女の足跡に自分の足跡を重ねながら、少し後ろを歩いた。

 砂浜にはまばらに人影があった。海の中に入るにはもう寒いけれど、ただ眺めるのにはちょうど良い時期ではある。柔らかな砂に足をとられそうになる。彼女の頭を丸く包む短めの黒髪が、潮風に吹かれて毛先だけ揺れる。アンクルパンツの裾からのぞくくるぶしに、白い砂粒が張り付いていた。穏やかな波音がイージーリスニングの音源のように繰り返し聞こえた。

 彼女は他の人々から充分に距離をとれるところまで来ると、すとん、と砂浜に直接腰を下ろした。タオルか何かを差し出す暇もなかった。僕のを使ってくれるかはさておき。僕はおずおずと、その隣に体育座りをした。

 座った目線から見る海は余計に平べったく見えて、なんだか毒気を抜かれる気もする。


「あたしね、人を殺したの」


 彼女の告白がぽつりと響いた。

 僕は思わず、彼女の方へ勢いよく首を振った。

 彼女が「犯人」という言葉を口にした時から何かしでかしたのだろうとは思っていたけれど、予想の中でも最も重く、最も可能性が低いと思っていた罪だったので、僕は大いに動揺した。

 彼女は海を見つめながら、淡々と語る。


「いつか殺してやろうとか、そんなことは全然考えてなかったんだけど。ずっとずうっと溜まってきたものがあってさ。今日はたまたま『今あたし、この人のこと殺せるんじゃない?』っていう状況になったもんだから、やっちゃった」


 彼女は軽い口調でそう言うが、抱えた膝が小さく震えるのを、僕は視界の端で見てしまった。


「誰を、殺したの?」


 僕が尋ねると、彼女は小首を傾げながら振り向いた。


「うちのバアサン」


 そう答えて、彼女は口元だけでにいっと笑った。




「うち、父方のバアサンと同居してたんだ。これが嫌なバアサンでさ、何かにつけ文句や嫌味を言うし、自分が何より正しいと思い込んでるし、だから自分は助言として色々んだって、そういう人なの。まぁそれだけならね、うるさいしうざいけどまだ聞き流せたかな」


 彼女の顔にすっと影が差す。日も沈みかけ、海は濁ったオレンジ色になっていた。


「父親が長期の単身赴任になっちゃって。そうしたらもう、バアサンが自分の天下だと思っちゃったのね。ときどき諫めてくれてたおじいちゃんはもう死んじゃったし、家には嫁と女孫しかいないんだもの。そう、男孫がいないのもとっても気に入らなかったみたいでさ。色々言われたなぁ、ハハ」


 彼女の乾いた笑いが、波の間に落ちていく。ゆるやかな波はなかなかそれを押し流してくれない。浜辺の砂を吸い込んでしまったみたいに、口の中がじゃりじゃりと不快だった。


「ああでも、一番許せなかったのはお母さんを、母親を馬鹿にしたこと。見下したこと。蔑んだこと。『あんたの母親は本当にしょうもない』とか。『うちはハズレの嫁をもらった』だとか。そういうのをわざわざ、あたしに聞かせるの。あたしは何度もバアサンと喧嘩しようとしたけど、その度にお母さんが止めるの。お母さんは、優しくて、平和主義だから。バアサンのせいでとっくに平和なんかじゃないのに。自分が我慢すれば済むって思ってる。それでまたバアサンが調子に乗るの。もう本当最悪」


 彼女の話を聞きながら、僕は頭の隅っこで『のび太くんのおばあちゃん』を思い出していた。突然その話を始めた彼女を。そりゃああのおばあちゃんはフィクションの存在なわけだけれど。どうせなら彼女の「バアサン」がフィクションであってくれればよかったのに。


「でもね、最近バアサンが急に倒れちゃってさ。暇さえあれば病院に行ってたくせに、無駄だったみたいでね。なんかもう助からないんだって。で、入院。まぁその手続きとか必要なもの揃えるとかは、お母さんがだいたいやったんだけど。だからって流石に、二三日で死ぬわけじゃないんだよね。寝たきりで意識が無くなったり戻ったりしてるバアサンの、タオル替えたり小物洗ったり、結局家族がしなきゃいけないの。それで今日も、授業の前にお母さんと病院に行ってきたんだけどさ、途中でお母さんがちょっと病室を抜けて、あたしとバアサンだけになったんだ。医療ドラマみたいに、バアサンから色んな管が出てた。家では意地悪な顔ばっかりしてたくせに、寝てる顔がやけに安らかで。なんかめちゃくちゃ腹が立ってきちゃったの。いや、ずっと腹は立ってたんだけど。じゃないかなって。バアサンの全部を否定できるの、今しかないんじゃないかなって。そう思ったら、バアサンに繋がってる機械の電源、引き抜いちゃってた」


 そう話す彼女の表情は、やはりマイクの前に立つときと重なった。割れる寸前まで膨らんだ風船。縁まで水を注いだグラス。赤い夕陽が、スポットライトのように彼女の横顔を照らす。空と海は紫に混じり合う。


「それで、逃げようと?」

「そう。とりあえず病院出て、スマホ切って、大学まで来たけど授業出る感じでもなかったから部室に行ったら、君がいた」


 僕と彼女は自然と目を合わせた。傍から見れば恋人同士が見つめ合っているように見えるのかもしれない。でも、僕たちの間に流れる空気に甘さなんて無かった。短い、本当に短い時間だったけれど、彼女のことも少しわかったし。 

 やがて彼女は、小さく溜め息をついて、眉を八の字に下げて微笑んだ。


「ごめん。あたし、君の気持ちを利用したの。君があたしのこと好きらしいって、友達から聞いてたから。最初は一人で逃げようと思ってたんだけど、知り合いを見たらなんか急に心細くなっちゃって。本当にごめん」


 嗚呼、なんとなくわかっていた。だってこんな、僕に都合の良い話があるわけが無いんだ。それでも。


「ううん。偶然でも、利用してたとしても、逃避行の相手に選んでくれて嬉しかった。色々と知ることができたし、話も聞かせてくれたから」


 僕がそう言うと、彼女はくしゃりと顔を歪めた。泣き出す寸前の子供みたいな表情は、今日初めて見えた素直な感情のように思えた。


「だめ、だめだよ、そんな優しいの。あたしは人殺しで、君を騙して、利用して、巻き込んだんだよ。許したらだめだよ」

「だって僕は、君のことが好きだから」


 いつの間にかすっかり日は落ちて、遠くの岸の明かりだけが光って見えた。この海辺にはきっともう僕たちしかいない。だから僕でも、こんなことが言えるのだ。


「よく言うだろう、『好きになった方が負け』って。君が人殺しでも、僕を利用したとしても、やっぱり好きなんだ。僕と一緒に逃げてくれた君が好きだ」


 歌う彼女を好きになった。今日まではそれしか知らなかった。何もかもから逃げ出して、こうして二人で海まで来た。嘘から始まったとしても、捌け口にされたとしても、今こうしていることが嬉しいのだから仕方ない。


「それに、本気で逃げるつもりなら此処を選ばないと思って。何か落ち着くきっかけがほしかったんじゃないかな」


 僕が言うと、彼女はぽろぽろと涙をこぼした。それでもまだ思い切り泣くのを我慢しているようで、噛み締めるような嗚咽が聞こえる。僕は何を言うべきかわからなかったので、言葉の代わりに、僕の鼻炎用に持ち歩いているポケットサイズの保湿ティシューを差し出した。ひとしきりスンスンガサゴソとした後に、彼女が鼻をかむ思い切りの良い音が夜の海に清々しく響いた。


「ありがとう、ごめん使い切っちゃった」

「大丈夫、まだ新しいのあるから」

「そっか。ふふ、良かった」


 彼女の声は少し掠れていたけれど、ずいぶん柔らかくなっていた。それがなんだか色っぽくて良いなぁなんて、僕は考えてしまう。なんだか今、すごく彼女の歌が聴きたい。

 流石にそれどころではないか、と僕は頭を振りながら、しばらく外界との繋がりを断っていたスマホの存在を思い出した。


「一回、連絡してみたら?」

「……母親に?」

「うん。きっと心配してる」


 それはつまり、二人きりの逃避行の終わり。

 名残り惜しい気持ちは正直ある。でも、これは終わる前提の道行だったと思うから。

 彼女は鞄からスマホを出して、暗く冷えたスマホの画面をじっと見ていた。それから小さく「えい」という声がして、起動画面が煌々と輝いた。

 彼女のスマホからは、通知のバイブ音がひっきりなしに鳴っていた。僕も自分のスマホの電源を入れる。起動直後の画面をこんなに眩しくする必要があるのだろうか。目がチカチカと痛い。月はあんなに明るいけれど目に優しいのに、と夜空を見上げながら思う。


「あ」


 突然、彼女が低い声を出したので、思わずびくりとした。彼女はしばし固まっていたけれど、深く長い息を吐いて、僕の肩にこてん、と彼女の頭が乗った。僕はもう一度びくりとした。


「バアサン、生きてるって」


 その声音は複雑だった。自嘲するような、安堵するような、憎悪するような。


「今から交番に行く必要が無くなって良かったよ」


 僕は努めて明るく言った。多少、声が震えていたかもしれないけれど。

 僕は勇気を振り絞って、彼女に手を差し出した。


「帰ろう」


 スマホの明かりに下から照らされた顔は、泣き笑いのような微笑みだったけれど、彼女は僕の手を取ってくれた。

 彼女の軽い体を引っ張りながら立ち上がる。片手で砂だらけの下半身を払う。太陽の下で見るよりもずっと、砂の粒はきらめいて見えた。

 別れを告げるように見た海と空に、月が二つ。


「Fly me to the moon……」


 彼女がベルベットのような声で歌いだす。が、その先の歌詞が出てこないのか、笑い声混じりの鼻歌になる。僕と彼女は顔を見合わせて笑いながら、海に背を向け歩き出した。来た道を手を繋いで戻りながら、彼女の鼻歌は続く。


 月には連れていけないけれど、海には何度でも連れていける。だからどうか、彼女がまた僕の手を取ってくれますように。

 僕は彼女の手を握りなおしながら、そっと祈った。

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