第2話  こーちゃん


「なななな!!数学の課題っていつまでに提出だったっけ!」  17:33



      17:35 「今日の授業の時に先生に直接渡さんといけんらしいで」



「いや、もう授業終わっとるやんwwwオワターーー」  17:36



  17:36 「え、ふつーにヤバない? この課題めっちゃ成績含むらしいで」



「うわー、その情報なかったら今日気持ちよく寝れとったのに」 17:36



  17:36 「いやどんな課題でも寝ること少しは拒めや。課題がかわいそう」



「えーーー、どうしよう。今からやって出しに行ったほうがええんかな」17:37



        17:37 「まぁ、出さんよりマシ的な?ギリセーフ的な?」



「そそそ。やる気はありますよ?他の人とは違いますよ?っていう」 17:37



17:37   「んあー、まぁやらんよりかはマシかもなー。ふつうに考えて」



「うわー、だっっっっっっっっっるーーーー、ガチで」   17:37



17:37 「いや、”っ”の量!相場は3つやぞっっっっっっっっっ」



「いや、お前もやんっっっっっっっっ」   17:38



17:38   「言っとるそばからっっっっっっっっっっ」 



「マジで時間の無駄。この時間あれば何に使えたと思っとる?」17:38



17:38 「カバンから課題ノートを出してページをめくるくらい」



「お、おぉ。そのとおりや、それに使えたがな。邪魔しやがって」 17:38



17:38 「っていうかなんでせんかったん課題。けっこう時間あったくない?」



「いやーーーー、それは未だに解明されてない謎だよねーーーー」  17:39



17:39   「うん、そんな大層なもんじゃないぞー。ただのサボりなー」



「っていうかコレ答えあった?俺なくしたかもしれんのんだけど」 17:40



17:40  「ふつうにあったくない、そんなすぐなくすことある??」



「うわーーーー、ガチ最悪。ちょっと写真送ってやーーー頼む」 17:40



17:40  「いや、でもそれはこーちゃんの為にならんしなーー」



「ええって大丈夫だって!テスト前勉強するしちゃんと!!」  17:40



17:41  「答えみてやってもバレるで? 意味ないと思うけどなー」



「大丈夫大丈夫。ところどころ間違えとくけん!ベテランだし」 17:41



17:41  「多分それバレてんで? 先生だってベテランなんだから」



 「ってかちゃんと答えもっとん?」      17:41


    

             17:41  「もってない」



「無駄な時間!!!!!!!!」    17:42



          17:42  「ってか、やってない」



「やらんでえっか」       17:42



           17:42     「うん」      








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