【衝撃スクープ】何とあの大物神様が日本神話の真実を大告白【トップシークレット】

とほかみエミタメ

第1話

 皆様、お早う御座います、今日は、今晩は。


 お初にお目に掛かります。私は天照大御神アマテラスオオミカミと申す女神で御座いまして、日本神話で主神なぞを務めておりまする。

 んまあ、平たく言いますと、日本で一番偉い神様って事になりますね。

 (`・∀・´)エッヘン!!


 あっ、でもですね、仲が良い他の神様達からは、親しみを込めて「アーちゃん」との愛称で呼ばれておりますもので、皆様にもそう呼んで貰えたら嬉しいかなって思います。(*^-^*)


 それでは早速ですけれども、これから私が語りますお話に、暫し耳を傾けて頂きたいのです。


 なんとなんと、未だ門外不出でありました、私や神々の世界の秘密をですね、これより大暴露しちゃいたいと思います。(*ˊᗜˋノノ*✭パチパチパチ


 ええっと、まず初めに押さえるべきポイントとしてはですね、「例え神様と言う存在と言えども、普通に娯楽が必要である」と言う事実です。我々神々も、人間達と同様に、各々が多種多様な趣味を享受しているのですよね。


 そして、当の私はと言いますと、漫画やアニメやライトノベルが大の好物で御座いまして。そこにプラスアルファで、割かしビデオゲームも嗜み率が高かったり致しますの。

 や、恐らくは皆様が想像しておる以上に、この私はサブカルチャーの超熱烈なファンだったりしますのよ。うふふ、意外でしたか? (*´艸`*)


 ではでは、これより順を追って解説をしていきたいと存じます。


 さてさて、皆様は天岩戸伝説あまのいわとでんせつのお話をご存知でしょうか?


 いえいえ、心配ご無用です。もしも知らない方の為に、簡単にあらすじをば。


 ↓こちらから↓


 取り敢えずですね、私には須佐之男命スサノオノミコトと言う、随分やんちゃな弟がおりまして。それはそれは毎日酷い悪戯ばかりして遊んでおったのです。


 そんな弟の傍若無人っぷりに、とっても温厚な私も、遂に堪忍袋の緒が切れましてね。私と弟はかつてないほどの大喧嘩をしてしまったのです。


 そんなで、心底嫌気が差した私は、勢いそのままに洞窟のお部屋に引きこもってしまいました。


 太陽の神様である私が外に出ないとなりますと、お日様が昇らない状態が固定され、ずっと夜の世界が続いてしまうのです。となれば、作物が育たなくなったりして大変です。


 そこで八百万の神々(※数多くの神様の意)が一堂に会し、問題の解決に向けて相談を始めました。そして、知恵の神様である思金神オモイカネノカミが中心となり、私を外に連れ出す方法を提案・実行する事となったのです。

 その作戦とは、踊りの上手な天宇受賣命アメノウズメと言う女神がダンスを披露し、それを観覧する、その他大勢の神様達で大騒ぎ&大絶賛すると言うものでした。


 そんな感じで、外の喧騒に「何事かしら?」と、私は扉を少しだけ開き、覗いてみたのです。したらば、その一瞬の隙を突かれて、力持ちの神様である天之手力男神アメノタヂカラオノカミが私の手を取り、部屋から無理くり引きずり出されてしまうのでした。


 こうして、私はまんまと騙されて、勿論引きこもり生活も幕を閉じ、世界には朝が戻ってきたのでした。めでたしめでたし。


 ……と、これが天岩戸伝説のザックリとしたストーリーです。


 この事変は日本最古の歴史書であるとされる、「古事記」や「日本書紀」に記載されております。本来はこの際にですね、もっと他の神様達も複数名登場しておったのですが、今回は泣く泣く割愛させて頂きました。


 あっ、因みにですね、「古事記」と「日本書紀」の違いですけれども、「古事記」は国内向けで、「日本書紀」は海外向けに編纂へんさんされた書物なのです。ですから、内容はおおむね一緒だったりします。

 それ故に、「古事記」の「記」と「日本書紀」の「紀」を併せて「記紀きき」と言う総称で呼ばれていたりするのですね。


 いやはや、このくだんの「記紀」ですが、本当に面白いのなんのって。

 例えば、日本に伝わる昔話の原作的説話が、この「記紀」には記されたりしているのですよ。皆様ご存知の「浦島太郎」や「三枚のお札」等々が、それに該当致しますね。


 それからですね、もう一つ「記紀」の面白さのポイントとして、何と「古事記」にだけしか登場しない神様やモンスターが居たり、それとは逆に「日本書紀」だけにしか登場しない神様やモンスターも居ちゃったりなんかして。

 こちらも例を挙げさせてもらいますと、近頃一気に知名度が上がった、鬼神の両面宿儺りょうめんすくなや、悪神の星の神である天津甕星アマツミカボシと呼ばれる神様は、「日本書紀」にしか登場しません。

 反対に、それこそ天岩戸伝説に関わっていた神様の一柱(※一人の意)の、鍛冶の神様である天津麻羅アマツマラは「古事記」にのみ登場します。


 上記の様な「記紀」の性質を受けて、ソッコーで私の脳裡をよぎったのは、某国民的コンピュータRPG・ナンバリングタイトル第七作目のインターナショナル版です。

 こちらのゲームは日本で既発売だった七作目に、海外販売版の追加ムービーや、ニューアイテムと新たな敵キャラクター等等、様々な新要素を加えてリリースされたアップグレード版なのです。


 私が思うに、本作七作目のゲーム開発会社さんは、この「古事記」と「日本書紀」を参考にしたのではないかと睨んでいるのです。いえ、十中八九間違いないでしょう。←※あくまでアマテラス個人の感想です。尚、七作目のリメイク版は、狂おしいほど愛している模様。

 あっ、そうですよ、思い出しました! 忘れてはいけない、がっつり日本神話を取り入れているテレビゲームと言えば、とある人気シリーズでペルソ……←※余りにも御託ごたくが長ったらしいのでカットさせて頂きます。


 ……とまあ、以上の様な理由から、私的に「記紀」は、正にエンターテインメントの教科書的な位置付けだと考えております。


 兎も角、私はこれだけは強く訴えたいのです。

 それは、これから漫画やラノベの執筆、或いはアニメやゲーム制作etc.のクリエイティブ業界を目指している方々は特に必見なのです。是非に「記紀」を参考書代わりに、一度は読んでみてって事をオススメしたいのです。


 あっ、けれども「古事記」は全三巻なのに対して、何と「日本書紀」は全三十巻もありますから、読了するにはちょっぴり注意が必要ですね。

 しかも、エンターテインメント性豊かな「古事記」と、歴史の記録的な面の強い「日本書紀」ですので、入門書として読むのならば、断然「古事記」の方が読みやすいかと思われます。


 そうそう、聞いて下さいよ。そもそも「記紀」の素晴らしい所と言うのはですね……って、んもう、私ってば本当に駄目な女神ですよね……。

 いやはや、お恥ずかしい限りです。「記紀」の事となるとついつい熱くなり、すこぶる早口気味で喋り倒してしまうのが、私の悪い癖でして。その所為せいで話が大幅にずれてしまう事もしばしばだったりで……。(´-∀-`;)


 実は真相を言ってしまいますと、弟のスサノオと喧嘩しちゃった本当の理由だって、弟から「アーちゃんの話は長いし、下手やし、オマケに落ちもないしで、全然おもんないねん! そこへ持ってきて話題かてコロコロ変わりくさって、しょっちゅう脱線しよるし、聞いててしんどいじゃボケカスナス!」の一言でしたからね。

 ……正直大ショックでした。関西弁でまくし立てられた事もあって余計にこたえました。罵詈雑言ばりぞうごんを浴びせる時の関西弁って、破壊力が半端ないですからね。

 (´;ω;`)

 あーあ、私的には、売れっ子お笑い芸人ばりの話術スキルを有していると信じていただけに、そりゃ落ち込みますよ……。


 まあ、それは良いとして(ええんかい)、話を戻しましょう。本日、真にお話ししたい事は、ここからが本番で御座います。


 実は先程に大筋をお話した天岩戸伝説ですが、例の「記紀」に記されている事実とは少々違っておるのですよ。


 実際は、私があの引きこもり生活を始めた折りに、あれなるオモイカネくんの奴めが、日本最古の物語と言われている「竹取物語」の書物をば、私の部屋にこっそりと忍ばせていたのですよ。

 まあ、他にする事も無かった訳ですし、私はその「竹取物語」を読み始めちゃったのですよね。

 ええ、皆様ご推察の通り、見事にハマっちゃいましたね「竹取物語」に。「やべえ、むっちゃおもしれえ」ってなもんですよ。


 そうなのです。全てはオモイカネくんの思惑通りだった訳なのですよね。


 そう、最悪なのは、オモイカネくんは「竹取物語」を勝手に上下巻に分冊して、その上巻だけを私の引きこもり部屋に配備していやがった事なのですよ。

 ここ迄お聞きの皆様なら、このもどかしさをトコトン共感して下さるだろうなと信じております。

 だって、続きが気になる漫画やアニメが、最初の一話だけしか楽しめないとしたら地獄ではないですか? じゃあ、はなから【試し読み】か【PV動画】って表記しておけよって話ですよね!


 ええ、このオモイカネくんと言う血も涙もない神様は、その禁断の所業に及びやがったのですよ。まさに外道です!!! ヽ(o`ω´o)ノプンプン


 そんな訳でして、どうしても「竹取物語」の下巻が読みたくてたまらない私は、オモイカネくんの罠に首尾良くハメられまして、しぶしぶ引きこもっていた部屋から出て来たのでした。


 でもまあ、もう少しインドア生活を楽しみたいって気持ちは少なからず御座いましたけれども、今にして思えば、あれは正しい選択だったと言わざるを得ません。

 と言うのも、矢張り運動量が少な過ぎる生活は健康に良くありませんからね。てか、単純に太りますし。( ˆ꒳ˆ; )


 こうして私の「ヒッキーライフ」は、あっけなく終焉を迎えたので御座います。fin


 ほらね? この様に「記紀」で書かれていた天岩戸伝説とは、ほんのりと内容が異なっておりましたでしょう?

 あらあら不思議ですね。それは一体何故なのでしょうか?

 答えは簡単で、私がそうさせたのですよ。

 だって実際にあった事柄を、ありのままの物語として載せたりすれば、何だかこの私がカッコ悪いじゃないですか。

 だから編纂者に凄まじい勢いで詰め寄り、直ちに改変する事を命じたのですね。

 あはっ、何せ私は最上位の神様ですからね♪(≖ᴗ≖ )フフフ…


 以上が天岩戸伝説の真相となりますです、はい。


 おや? さわさりながら、「天岩戸伝説の時期と「竹取物語」が書かれた時期って、時系列的におかしいのでは?」と、勘の良い方なら察したかもしれません。


 素晴らしいです! ☆⌒d(*^ー゜)b グッ!!

 その点に気が付いたそこのアナタ! 実に鋭い!! ムダ毛の剃り残しに気付けずに、そのまま成長を許してしまった体毛と同じくらい太くて鋭利です!!!


 あのですね、そこは神の国である高天原たかあまはらで起こった出来事ですから、現世うつしよの時の流れとは全く異なるのですよ。

 過去が未来になったり、それに対して未来が過去になったりと、そもそも時間の概念が、根本的に人間界とは違うのです。


 ……とは、偉そうに言ってはみたものの、私自身もその辺りの説明は難しくって、よく分かっていないのですよね。


 これら時間の法則を、私の引きこもり生活を終了させた張本人であるオモイカネくんから教示を受けた事が御座います。

 ですが、やれ相対性理論だの、やれ宇宙物理学だの、揚げ句に時空の歪みがどうだー、エントロピーが何だーと、顔を真っ赤にして興奮気味に熱弁されるのですよ。


 しかし、文系の私はチンプンカンプンで、ちっとも内容が頭に入って来ませんでした。あと、ヒートアップするオモイカネくんの圧が強くって、若干狂気を感じました。怖かったです。(´=ω=`lll)


 さりとて、この天岩戸事件を切っ掛けに、私は下界の娯楽物……つまりは人の世のエンターテインメントに、途轍とてつもなく魅了されてしまったのです。

 そうして、特に私はサブカルチャーのジャンルに興味を持ちまして、今ではどっぷりとハマりこんでしまいましたとさ、どっとはらい。……と、こう言う訳だったのですね。


 いやあ、しかしですね、近代の様に、ここまで人間界でサブカルチャーが浸透するのには、可成りの長い期間を要しました。

 何せ、日本最古の長編小説とされる、紫式部著の「源氏物語」が登場したのは平安時代中期ですし、日本最古の漫画とも称される「鳥獣戯画」も平安時代末期ですからね。


 更にはアニメともなりますと、日本初の国産アニメーションとされている物が登場したのは大正時代になってからの事なのですよ。

 ちな、「芋川椋三玄関番いもかわむくぞうげんかんばんまき」と言うタイトルなのですが、資料は殆ど残って無い為に、ストーリーの内容や本編時間云々も全く不明なのです。当の然、フィルムも現存していないのですよね。


 でもまあ、繰り返しとなりますけれども、私達は神様でありますからして、「時間の概念が人間界とは違う」と先に申しました。

 あくまで「時間が掛かった」と感じるのは人の方であり、私達からすれば、あっという間なのですけどね。


 まあまあ、なんやかんやありまして、やっとこさ現代に至りましたらば、クリエイター達も激的に増えまして、世はまさに大エンタメ時代って事なのですな。私にとっては理想の時代到来です。(/・ω・)/万歳♪


 さて、ここで皆様には、もう一つ伝えねばならない事が御座います。


 始まりがあれば終わりもあると言う言葉がある様に、当たり前ですが、それは漫画やアニメにも当てはまる事ですよね。

 誰にだって、自身がすっかり夢中になった作品が終わりを迎える事……そう、それが円満連載終了での最終回ならまだしも、そいつが打ち切りによって最終回を余儀なくされたものであったならば、精神が崩壊してしまうほどの苦痛を味わう事で御座いましょう。


 や、皆様には先に謝っておきますね。本当に御免なさい。

 ……その宿命とも言うべき物語の終焉さえも、実際には我々神様側の采配であったりするのです。


 うんうん、私とて、出来れば自分の「神力しんりょく」を使ったりして、大好きな漫画の連載を延命させるだとか、深夜アニメだって1クールや2クールとしみったれた事は言わず、某猫型ロボットアニメや某日曜午後六時以降アニメみたく、年間を通してずっと放送をする手筈をば……何て考えた事も多分にありますよ。


 けれどもですね、はっきり言って、そいつは絶対に無理な話なのです。


 実の所、こう言ったエンタメの権限を全て掌握しているのが、私のもう一人の弟で、月の神である月読命ツクヨミノミコトなのです。

 そのツクヨミちゃんの事なのですけれども、「記紀」での記述は殆ど無くてですね、存在自体が謎とされております。 

 そうなのです。何を隠そう、このツクヨミちゃんこそが、エンターテイメントを司る神様だったのですよね。略してエンタメの神様です。

 しかもですよ、漫画やアニメはおろか、他の様々なエンタメの権力までも、ツクヨミちゃんが丸ごと監理しているってな形なのですよね。


 従いまして、この私のみならず、無論他の神様達にも、エンタメに関しての裁量権は一切無くてですね、ツクヨミちゃんが連載漫画の掲載回数だとか、或いはアニメのクール数だとか、そう言った面を決定する全権を握っておるのです。

 そうですね、言わば出版社や製作会社を司る神様とも言えるかもしれませんね。ともあれ、その様な役回りの神様であるのがツクヨミちゃんなのですよ。


 あと、これは余談なのですが、ツクヨミちゃんは私の弟とは言いましたけれども、彼(彼女?)は性別さえも不明なのですよね。


 ですがご安心下さいませ皆様。最近では「男の娘」っちゅう、便利な単語が御座いますでしょう?

 ええ、そうですとも。どちらかと言うと「」な容姿でありまする、我が弟のツクヨミちゃんは、とってもカワイイ「男の娘」の姿で、バリバリ仕事に励んでおりますですよ♡


 さあ、そこである日に私はですね、「どうして無理やりにでも創作作品を終了させなければならないの?」と言う疑問を、ツクヨミちゃんに直にぶつけてみた事が御座いました。

 はい、案の定オモイカネくんと同様に、「」と言う流れになっちまいましたよ、とほほ……。Y(>_<、)Y ヒェェ!


 ツクヨミちゃんは、何だか経済学やら統計学やらを引っ張り出してきて、大層な折れ線グラフorやたら数字が羅列されたフリップなんぞも用意しくさりおってからに、それはそれは半端ない講習を受けさせられましたよ。

 結論から申し上げますと、「適当なところで何時かは幕引きをしないと、世の中のお金が回らなくなるから」と言う理屈らしいのです。その代わりに、「又新たに始まる物語もあるから大丈夫だよ」とも、ツクヨミちゃんは仰っておりました。


 ……ムムム、確かにそうなのかもしれませんが、私はイマイチ納得できない心持ちでいました。

 けれどもですね、例によって文系の私にはさっぱり理解が出来ませんで、取り合えず作り笑いにて、バッチリと把握した風を装いつつ、この話は強制終了とさせて頂きました。(^_^;)


 ほえ? 「そこは主神であるアマテラスの権力を行使するだとかして、強行突破で何とかならないのかよ」ですって?

 嫌ですよ。出来る訳ないじゃないですか、そんな事。だってツクヨミちゃんってば、怒るとメチャクチャおっかないんですもの。( p_q)エ-ン


 うーんと、これまた再びこぼれ話になるやも知れませぬが、弟のスサノオは実写系のエンタメが大好きなのであります。

 ドラマや映画やドキュメンタリー何かも、そこそこ好きみたいですが、既に述べた様に、弟はこと「」に関しては非常に厳しくってですね。特にお笑い系のエンタメにはうるさいのですよね。

 近々に、自作の動画配信番組、「スサトーーク!」なるものを押っ始めるとかしないとか……そう喧伝する位にはお笑い好きを公言しておりまする。

 そのせいで、ちょいちょい私の「ボケ」に難癖を付けやがったりしてきますし、率直に言うとウザいです。


 それからオモイカネくんなんぞは、その賢さを誇示したいのか、「某Ⓝ放送局発信のエンタメしか絶対に観ないぞい」と固く誓う偏屈者です。キモいです。←オイ


 ついでに、私を部屋から引きずり出した実行犯扱いを受けている、アメノタヂカラオさんはスポーツ系エンタメが好きみたいですね。特に相撲には目が無いみたいです。「はっけよい、残った、残った」です。←⸜(๑’ᵕ’๑)⸝


 そうそう、セクシーダンサーであるアメノウズメちゃんは、さも当然のように18歳未満禁止のエッチなエンタメばかりを……って、他の神様の趣味なんて、皆様一切興味がないですよね。了解しました。この辺でやめておきましょう。

 そうですよね。今や娯楽コンテンツもかなり細分化されちゃっていますし、それと同じ数の神様も居る訳ですから、その都度紹介していたら切が無いですしね。


 や、本当に申し訳御座いませんでした。又もやお話が脱線しちゃいましたです。自重しますね。


 えっと、要するに何が言いたかったのかと申しますと、今は地上に尋常でない数のエンタメが溢れている事が幸せであり、神様の世界も存分に楽しませてもらっていますよってな話でした。


 言わずもがな、私的にも漫画・アニメ・ラノベ・ゲームがこれほど充実した日々に大満足で御座います。

 ですが、それと同時に若干の忙しさを感じるのも実情なのです。

 だってですよ、特に我が国・日本では、毎月の様にコミックスやらラノベが大量に発売されますし、毎クールのアニメだって100本近くある訳で、それを追うだけでも一苦労だったりしますよね。


 うふふ、でもですね、これはちょっとした自慢なのですが、「今期アニメのオススメは何ですか?」と、どなたかに聞かれたら、「全部です」と私は答えます。私は各クールで放送されているアニメは全て欠かさず観ておりますもので。


 3話切りや1話切り、何なら酷いものとなると0話切り……世間ではそうやって何かと理由をつけて、アニメの視聴をやめてしまうそうなのですが、私には信じられない行為だと感じます。


 いやいや、ホント真面目に有り得ませんですって。もっての外でしょう。アニメに対する愛が足りていませぬな。いえね、アニメにも人それぞれ好みがあり、合う合わないが御座います。それ故に、「一つ残らず視聴しろ」とまでは言いませんが、せめて観始めたものは最後まで鑑賞しましょうよ。「出された料理は残さず食べる」が、私のモットーでしてね。よく噛んで、いただきます&ごちそうさまですよ。

 ↑(´・ω・`)知らんがな。ラスト何の話やねん。


 なぬ? 「お前みたいな神様と違って、人間はそれ程暇じゃないし、時間だって有限なんだよ」ですって?

 ……ヌヌヌ、ごもっとも! ぐうの音も出ぬド正論!! すまんな!!!

 人(´・ω・`;)


 ……って事で、何だか一部の人を著しく立腹させちゃったみたいですし、打たれ弱くて豆腐メンタルの私はそそくさと退場するが吉でしょうね。


 それにですね、今日はアニ〇イトさんにて、あれやこれやとキャラクターグッズを物色せねばなりませぬので、ここいらでマジにトンズラぶっこきますね。それでは、失礼致します。m(_ _"m)ペコリ


 あっ、そうだ。いつかオフ会なぞを開きまして、皆様と直接お会い出来たりしたら楽しいでしょうね。


 そうですね、待ち合わせ場所ですが、三重県伊勢市にあります「伊勢神宮」辺りは如何でしょうか。

 はい、大正解。ここは私の自宅兼職場ですので、単純に私が楽なだけです(笑)。


 ……ええっと、もっと本音を言ってしまうとですね、将来的に様々な漫画やアニメショップ、或いはゲームショップとかがですよ、「伊勢神宮前店」なんて乱立してくれたら幸せかなーなんて夢想しておるのですよ。

 何でも、エジプトのスフィンクス前にある、フライドチキンが主力商品の某ファストフードチェーン店では、レシートに「スフィンクス前店」と印字されているそうじゃないですか。そいつを是非ともやりましょうよ、日本でも。(≧∇≦)


 てな訳で、諸々の理由も含め、本日はこの場をお借りしまして、「神界しんかいの裏事情」を、色々と公表させて頂いた次第で御座います。

 皆様、長らくのご清聴、誠に有難う御座いました。


 ではでは、いつの日か皆様に、直々にお会いできる事を、願いが叶う様に神様に祈っておきますね。えへへ、なんちゃって。


 おっとっと、最後にあと一つだけ言わせて下さいませ。

 何とまあ、好きが高じて、私自身も自力で漫画やら小説やらを創作しちゃおうかなって計画中なのですよ。


 うふふ、漫画本も小説本も「紙」で出来ていますよね。そう、「神」なだけにね! (•̀ω•́ )ドヤッ


 ……と言う様なジャパニーズジョークを下地にして、したり顔+ノリノリで構想を練っておったのです。

 さすれば、「は? 何言ってんの? 近年は電子書籍もあるじゃん」と、正に今さっき、ツクヨミちゃんより冷々たるツッコミを頂戴いたしました。


 それだけならまだしもですね、「天然って言えば聞こえは良いけどさ、やっぱ、アーちゃんって基本アホだよねーww つーかさ、誰でも思い付くような駄洒落とか、発想が貧困にも程があり過ぎるでしょwww」と、追い打ちでツクヨミちゃんに小馬鹿にされて、絶賛落ち込み中の私です。

 (´_ _`)シュン←今ここ

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【衝撃スクープ】何とあの大物神様が日本神話の真実を大告白【トップシークレット】 とほかみエミタメ @Tohokamiemitame

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