5ー30

P「それでは、Ryuseiさん女性の好みを教えて下さい」

R「特に好みというのは ありません。

好きになった人が好みなのかと聞かれると、それも違うような気がするし。

言葉では言えない、惹かれる何かを持っている人って感じですかね」

K「マジで、かっけーな〜、龍聖は!」

R「桂吾は、なんて答えたの?」

K「真面目で、頑張り屋な人、かな?」

R「それ瞬のパクリかよ!まぁ、それもあってんだろうけど、追加して言うなら、心が清らかな人だろ!」

K「龍聖!俺より俺のこと わかってくれてるー!!あはは!これから、聞かれたら、そう答えよう!」

P「それでは、今後のご予定をお聞かせください」

K「はい。今、ツアーのリハの真っ最中って感じなんですが、9月に出したアルバムを引っさげての、ツアーが11月から始まります。これは、来年の5月までの長丁場になりますが、今までで一番多い全国35か所40公演のツアーです」

P「10周年の記念のツアーといった意味合いのものになるのでしょうか?」

K「そうですね。高校の時に大輝に誘われて、5人でバンドを始めて10年目でデビューして、そして今デビューから10年って。

俺らにとっては、10年ってゆうのが、ホントに節目の年って感じなので、気合い入れてやってます」

R「楽曲もどんどん難しい感じになってるな〜って思ってます。桂吾と瞬が本当にいい曲を作ってくれるので、俺は与えられた曲を更に良くする為に最善を尽くしたいと思っています」

P「それでは、最後にリスナーに一言ずつお願いします」

K「はい、デビューして10年、デビュー前から応援してくれている人も大勢いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」

R「いつもRealを応援していただいて、ありがとうございます。今回のツアーは35か所廻りますので、お近くの会場でお会いしましょう。宜しくお願いします」

P「ありがとうございました。Ryuseiさんがこんなにも喋っていただけるとは、予想外でした。

これも、keigoさんのパワーなんでしょうかね。

本日は、ロックバンド Realから、keigoさん、Ryuseiさんにお付き合いいただきました。

ありがとうございました」

K、R「ありがとうございました」

P「それではkeigoさん、曲紹介をお願いします」

K「はい、Realで キミへ 」

P「ありがとうございました~」



「はい!OKです!!」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました。宮野さん、また呼んでくれてありがとうございます」

「あはは!私、絶対、U-yaさん来るんだろうな~って思ってたら、まさかkeigoさん来てくれるんだ~って」

「この前も言いましたけど、俺が断ってた訳じゃないので~。あはは!

事務所にスケジュール入れてもらえれば、全然来ますよ!また、呼んで下さいね」

「は~い。ね、ほんとプライベートで会いたいんだけどな~!ね~、プライベートで会ってくれない?」

お、じっくり見たら、すげー胸デカかった。

もみごたえのありそうな胸してる。

「前も言いましたけど、俺 仕事関係の人とは遊ばないから」

「もうオファー出しまくるしかないじゃない~!!ツアー頑張ってね~!!行かせてもらうわ!」

「ありがとうございます。じゃ、お疲れ様でした!」

「お疲れ様でした!龍聖さん、お疲れ様でした!」

「お疲れ様でした」



駐車場で木村さんの車に乗り込んだ。

「桂吾さん、龍聖さんお疲れ様でした」

「木村さん、お待たせしました。ありがとうございます」

「お疲れ様でした」

龍聖は、そう言いながら、一番後ろの座席で横になった。

「龍聖、大丈夫?」

「あぁ、なんか疲れた……桂吾、口説かれてたじゃん」

ボソっと言った。

「えっ?また、宮野星愛さんに口説かれてたんですか?」

木村さんがルームミラーで俺を見た。

「口説かれたって程のもんじゃないよ。まぁ、いつも通りのお約束な感じだから。あははは!」

「でも、あの人……、割と本気だよ」

と、龍聖が言った。

「なにが本気?」

「だから、桂吾のこと、割とガチ目に狙ってるってこと」

「えっ?そうか?あんま、わかんねーけど」

「桂吾は、気のない女には、全く関心ね~からな~」

「そんなん、龍聖だって そうだろ?」

「まぁ、そっか。

ってか、次の現場まで、ちょっと寝るわ」

「はい。次の現場まで、1時間くらいですので、どうぞ休まれて下さい」

木村さんがそう言ってくれた。

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