第8話 なまこ再発進

さて。


前回の執筆から早半年が過ぎた。

読者の皆様に於いては最早このようなエッセイの存在など忘れていた頃合だろう。

事実、筆者もこの作品の存在を忘れていたのだ。忘れていた、と言えば齟齬が起きるか。正確に言うと「完結した」ものとして扱っていた。ところが久しぶりに小説一覧を眺めていたら、コイツが連載中の看板をぶら下げながら寂しそうに私を見つめているではないか。もうこのまま完結済みにしても良かったが、折角だ。もう少し続けてみるとしよう。


さて、なまこ.......ナマコ、海鼠。

筆者が思うなまこについての語るべき点は大方話したと思う。なので今度は別の視点からナマコをつついていこうと思う。

なまこ。嗚呼、なんて可愛らしい語感だろうか?海鼠と書けば風格が出るし、なまこと書けば可愛らしいイメージに早変わりだ。これはまるでナマコが周囲の状況に応じて自身の皮の硬さを瞬時に、それでいて柔軟に変容させていく様のようだ。私は昨日、そんな可愛らしいなまこを指でつついた。まぁ夢の話になるが。夢の中で私はなまこ達に囲まれていた。私は枝や指で優しく、幼子のほっぺたをつつくような感覚でなまこ達をつついてあげた。するとどうだ。なまこ達は中身を出して私を取り込んだのだ。そこで目が覚めた。

いやはや、こう書いてみるとなんともワケの分からないユメである。もしかするとこのエッセイの存在をすっかり忘れていた私に対し、私の中のナマコ達が抗議の声を挙げたのかもしれない。もしそうだとすれば更新しない手は無いというものだ。とはいえこのエッセイの更新頻度はまるでナマコの移動速度並だ。ネタが浮かんだ時は速いが。

まぁ、またネタが浮かんだら更新しよう。

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