第2話 そもそも、ナマコとは?

さて、この作品を手に取ってくれた(Webエッセイだから開いてくれた、が正しいか)優しい読者の方の中には、そもそもナマコとはどういう生き物かよく分かっていない方もいるだろう。なので今からナマコについて筆者の持ちうる語句をフル稼働して懇切丁寧に教える事にする。


ナマコ(海鼠、英: sea cucumber)は棘皮動物門のグループの一つで、ナマコ綱 Holothuroidea に分類される。 体が細長く口が水平に向くなどの特徴を共有する一群である。 世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布する。 食用になるのはマナマコなど約30種類。


ナマコとはつまりこういう生き物だ。

.......すまない、賢明な読者なら一瞬で看破しただろうが、これはWikipediaのコピペだ。これはエッセイであり学術書等では決して無いので、棘皮動物がどうたらの話は置いておく。

改めて筆者が思うナマコとは、黒っぽくて、体がヌメヌメしてて、どう見ても関わってはいけないフォルムをしてるクセに食べる事が出来る。ポケモンもびっくりの不思議な不思議な生き物だ。まぁ、その見た目からとても女性ウケしない生き物だと思う。読者達も概ね同じ意見だと思う。


とりあえずナマコについての解説は以上とする。ナマコにも多くの種類が居て、色が黒では無かったりするものも居るが、今作では種類は問わない。各々が頭の中で想像したナマコで問題無い。


実はナマコはその「無い無い尽くし」の不遇な体と見た目をしていながら、辛うじて存在する僅かな器官だけで生きていける「非常に効率的」な生き物なのだ。次話からはナマコについての詳しい特徴の説明と、それに準ずる宗教的思考について述べていくとしよう。


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