4話 ハーレムの王

 あれから数か月が経った。

今や俺はハーレムの王となったのだ。

 アイドル声優5人、アイドル8人、女優5人、モデル5人。

それが俺の現在のハーレム要員だ。

無論ノートにはこう書いた。


『この世は一夫多妻となる。男が複数の女性を囲うことは合法になり、誰も不思議に思わない』


 この一文により俺の周りには女が寄ってくる。

正にハーレムだ。


「くくく。最高だよ本当に。このノートの力があれば最高のハーレムが送れる」

「とても楽しそうだね」

「ん? ヘカテーか」

「そうだよ。どう、ハーレムライフは楽しい?」

「最高だよ。君に助言を貰って本当に良かったと思ってる。感謝するよ」

「私はただ面白いものが見たかっただけ。でもノートの力で女を惚れさせてハーレムなんて王道だけど面白いね」

「そうだろう。でもまだ序の口だよ」

「そうなの?」


 ヘカテーは意外そうな顔をするが、俺の野望はまだ終わってない。


「当たり前だよ。もちろんスローライフを送るという最初の思惑は変わってないが、更にもう一つ野望が出来た」

「それは何?」

「王だよ。俺はこの国、いやこの世界の王になる」

「へえ。それは楽しそうだ。歴代のノート所有者でも成し遂げられなかったことを君はするというんだね」

「そうさ。俺はこの世界の王になる」

「応援してるよ。頑張ってね」

「ああ期待しててくれ」


 ヘカテーは俺の期待の眼差しを向ける。

それに俺は応えようと思う。


 俺のこのノートを使ったサクセスストーリーは始まったばかりだ!



 終わり

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HOPE NOTE~何でも願いがかなうノートを拾った俺はノートの力で自由気ままなスローライフを送ります。ついでに美少女ハーレムも作ります~ @kalula

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