リンゴジャム

肘木藻屑

リンゴジャム

 リンゴは夏の野菜である。日当たりの良い場所を好み、暖かい環境で生育する。寒さには弱く、冬には枯れる。日本ではあまり知られていない事実だが、亜熱帯、熱帯気候では冬にも枯れることがなく、10メートルを超える高さまで成長する場合がある。


 さて、ここに夏の日差しを一身に受け、照り映える赤に色づいたリンゴがある。生食のために色と形の特によいものを選別した後、残ったリンゴはジャムにする。見た目が悪いと言っても味はそう変わらない。果肉にはアミノ酸が豊富に含まれ、料理にうまみと深みを与える。


 リンゴジャムはリンゴ、タマネギ、セロリ、砂糖、そして少量の食塩と酢、ローリエ、クローブなど好みのスパイスとハーブで構成されている。ミキサーにかけて弱火で液状になるまで加熱し、ざるに空けて皮を取り除く。その後焦げ付かないように注意しながらほかの材料を加えて煮詰めていく。


 完成したリンゴジャムはある種の料理に欠かせない調味料だ。料理に彩りと深みを与えるリンゴジャム。是非、ご自宅で作ってみてはいかがだろうか。

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