第2話 彼女は待っていた

 魔力による肉体強化発動


爆破魔法発動 発動 発動 発動


王宮を爆破しながら逃走する。


外部からの攻撃には強いだろうが、いきなり内部からの爆破魔法のテロには弱いようだ。


不意をつかれ対応が遅れた、王宮警護の兵士たちが爆発に巻き込まれ四散していく。


爆炎が火災を巻き起こし、火災は広がる。 兵士が燃えろ 燃える メイドは萌える けど 燃えてるね ごめんね。


燃えるメイド達を横目に見ながら逃走。


阿鼻叫喚 地獄と化した王宮から王都に飛び出す。


人口20万 人族の王都 


爆破魔法 発動 発動 発動 発動


爆破で貴族の屋敷も平民の民家や商店も吹き飛ぶ 燃え上がる 最高!!


風魔法 疾風発動 爆風が俺の背を押し逃走スピードが上がる もはや 空を飛んでる気分 ヤァホーー!!


さあ、俺様帰還のお祝いだ!!


闇魔法 ゾンビ化発動 闇の矢が王都に降り注ぐ


矢を受けし人々は闇の呪いで苦しんで死に そしてゾンビとなり立ち上がる


 そして生者に襲いかかる。


「祭りの始まりだ~~~!! 王都の皆さん 楽しんでね~~~!!」


俺は更に逃走スピードを上げる、早く王都から出ないと強い奴が出てきて邪魔される。


騎士か、冒険者か知らないが多分強者がこの王都にいるだろうから、早く逃げだしたい。


と、考えてるとデカい火球が飛んできた。


勿論、叩き落して逃げる。


デカい火球は王都の市街に落ちて大炎上、人々を焼き殺す。


立ち上る大量の煙が俺の逃走を助けてくれる。


王都の城壁を飛び越え、俺は魔界に向けて更に逃走を加速する。


この王国は魔界に隣接した人族の国、俺のスピードなら 一時間ほどで魔界に そして魔王都 魔王城まですぐだ、急げ俺~~~!!


平原を疾走する俺、太陽はオレンジ色に世界を染ながら 落ちていく


そして、魔界と人界の境界に広がる森に突入する。


闇そして瘴気 魔力に満ちた世界 魔界


そして、日が沈み 夜の世界が訪れる。


「変身魔法 吸血鬼発動!!」


魔界の森に満ちた、闇と魔力が俺に集まり人を超える力が付与される。


俺は森から飛び立つ、そして空を疾風のように飛ぶ。


蝙蝠の羽が背中か生え、飛行能力を有する吸血鬼の能力。


魔王都まで、すぐだ もうすぐだ!!


焦るな俺、彼女は不老不死 何百年の時が流れようと存在している。


たどり着いた魔王宮は世界から太陽の光はさり、執務が始まったところのようだ、沢山の瘴気と魔力が動くのを感じる。


さあ、再開の時だ


魔王の執務室の扉を開ける。


大きく目を見開く、魔王が立ち上がり その巨乳が上下に揺れる。


魔王 ヴァンパイア ロード エリーの瞳に涙が


そして、俺に飛んでくる。


俺は駆け寄る


抱きしめる


「変身魔法 スケルトン発動!!」


あああ、愛しのゴーデン スケルトン 


可愛い頭蓋骨 そして つるペタの綺麗な肋骨 そして エロい骨盤


最高!!


再開のキスが魔王の執務室に響き渡る


カチ カチ カチーーーン!!


二人の歯が、何度も重なり美し音を奏でる。


 そして、魔王が床に落ちて、泣いている。












  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る