時間(とき)よ止まれ

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時間(とき)よ止まれ

遠方に住むキミが、わざわざ僕の住む街まで会いに来てくれた。

キミは始発で疲れただろうに、そんな事を感じさせない位笑顔が眩しい。


たくさん話したいからと言うキミのリクエストに応えて駅前のファミレスへ。

僕は大好きなハンバーグを、キミはオムライスを注文。

キミが人見知りだって聞いた時は驚いた。

初めて会うのに初めてじゃないみたいに、すんなり話せていたから。

そりゃそうか。今日まで何度もメールや通話で会話してたもんな。


目の前にキミがいて、僕と話しをしている。

何度も何度も夢に見た光景だ。

本当に信じられない位嬉しくてドキドキしている。

心臓の高鳴りがキミに聞こえていないだろうか。

そんな事を考えてたら、いつもより大きい声で話してしまっていた。


キミを見つめるたびに愛おしさが増していく。

あぁ、この時間がずっと続けばいいのに…

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