第11話 活動報告

 レベルアップ前は大抵1度のダンジョンアタックで退治するスライムは約40~50ほどだった、スキル『封入シール』を使い休憩を挟んだ今回はなんと15、安全マージンを取っているとは言えど完全に討伐数から言えば赤字である。

 肝心の『封入シール』で得たドロップカードはストレージに3枚、レベルも低く1回の接敵時と討伐時に使い30回中3枚は妥当な枚数だろう、出たカードはスレイブスライムカードに粘液カード、スライム核のカードが出た、解りやすく粘液カードはいつもスライムを退治した後に出る粘液のカード化したモノだろう、どれだけの粘液が出るかは不明だけど。

 スライム核のカードは俗に言うレアドロップ品、使用方法は不明だけど好事家に良く高値で売れるらしい、これを売れば本日の売り上げは黒字に為るだろう多少の貯蓄は有るが切り崩さないでおけるのは助かる。

 最後にスレイブスライムカードこれは戦力カードと言うものだ前に述べた通りこのカードを『開封リリース』すれば疑似存在を1体顕現できる、扱いとしては《召喚術師》の召喚獣と《調教師》の獣魔の中間だろうか?まあ使い続ける事で成長もするし居て損はないだろう、スライムだけど

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不遇職業《カード・アルケミスト》は行く 張果仙人 @tyoukasennin

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