まさにスリッパ

そうだよね、スリッパってなぜか片方だけなくなるときあるよね……とほほ笑ましく思っていたら、まさかの衝撃展開。私の脆弱な知能では何が起こったのかすぐには理解できず、「え? え?」となりながら前後を読み返して、「……あぁあ」と。

交通事故で少女が死んでしまう世界。はたまた男性が大怪我を負ってしまう世界。『スリッパ』と『タイムスリッパー』をかけているわけですね。なるほど!

この作品を一言で表すなら、まさに『スリッパ』に間違いありませんね。

日常で使う何気ないものを題材に、ここまでの世界観を広げられる想像力(創造力)に脱帽です。舞台が真夏ということもあり、今の季節にピッタリな作品だと思います!