僕の思い出、妄想短編集

@money-p

第1話とりあえずエッな事

これは僕が16~17歳の時の話。

僕は地元の近くの工業高校へ入学し男だらけの中で暑苦しい青春を過ごしていた。

ほぼ男子高、学年に2人くらいは女子もいたけど…

年頃の男子高校生、話題の中心は誰が童貞を捨てたかである。

僕はもちろん童貞、周りの卒業報告に焦り、他校の女子を紹介してもらうも、童貞特有の異常ながっつきにより失恋が続いていた…

そんな日々を過ごしていた僕の唯一の楽しみ、それはAV観賞だ。

夜中両親にレポート用紙を買ってくると嘘をつき、自宅から自転車で約15分の書店まで行き、大学生のふりをしてAVを借りるのである。もちろんレポート用紙も購入するが…

レンタルカードは父親の物を借りていて、店員が適当なのか高校三年間続いたAVレンタルは一度も失敗したことはない。

さぁ前置きはこの辺で、この後タイトル通りエッな事件がおきた。

いつも通りレンタルを完了しわくわくしながら駐輪場へ向かう途中、それはもうたわわな女性とすれ違った。

今でも鮮明に甦る記憶、胸元の大きく空いた白Tシャツ、ブラもそこそこすけている、そしてデニム時のショートパンツ。もはやエロである、エロが歩いている。

しかも格好だけでなく肉体も素晴らしく、推定G、いやHは超えるであろうお乳の谷間が胸元から大きくこんにちわしていた。胸以外も太すぎず細すぎずで僕の理想を詰め込んだ体型だ。

こんな田舎にこんな人おるんかいやー、と謎の方言を心の中で叫びながら自然とその女性の通ったあとを追いかけてしまっていた。

書店の入り口の灯りに届く直前くらいである。急にたわわな女性(以下えち姉さん)がくるりとこちらに振り向きにやにやと笑ってきたのである。完全に思考が停止してしまった…

そんな僕にえち姉さんが

[もしかして、私の事追いかけてきた?]

と話かけてきたのである。

何と言えば正解なのか分からず、ただ黙って頷くしかなかった。

そんな僕の反応を見てまたえち姉さんはにやっとして

[ちょっとそこで待ってて]

と言い残し店の中に入っていった。

なにが起きているんだ、とまたもや思考が停止しながらもえち姉さんの言う通りその場で待機していると

[お待たせ]

とお姉さんが店から出て来てこちらに駆け寄ってきた。

近づいて来る時もえち姉さんのたわわは全開でまさしくぶるんぶるんと音をたてそうなほど激しく揺れている。

[とりあえず暇なら車の中で話さない?]

とお姉さんから誘われてしまった。

こんなことがあっていいのか…


短編なのに次回に続く

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