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学校が始まってしまい、毎日投稿ができなくなりました。

これからも定期的に投稿するので読んでいただけると幸いです。

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SIDE桜餅サンドリヨン


私!高校3年生!18歳!

最近、SNSとゆらツーバーって有名になったんだ!

色んな人と会えて嬉しいんだ!


「はぁ…」


憂鬱だ…

高3なのに引きこもって…青春って金だと買えないんだよ?

最近見たアニメの影響で青春のロケットパンチを喰らった私はベッドで一人、寝転がっていた。


今日は配信をする気分じゃなかった。

なぜだかわからないが、とても物事にやる気を出せない自分であったのだ。

だが、そんな自分に関係なく、部屋の扉からお母さんの声が聞こえた。

「桜、あなた宛に玄関に小包が置かれてたわよ?」

「小包?」

何か注文しただろうか?

FPS?エインクラフト?何か買ったっけ?


お母さんから渡された茶色の小包を一人、部屋の中で開けていくとそこには茶色の封筒と黒い携帯と紫の宝石あった。


「なんだろう…これ。」


赤い宝石に触れると中から光が飛び出してきた。

「きゃ!」


思わず自分から出てしまった可愛らしい声に驚くが、光の放つ方向に目を向けると、そこには昨今話題の人間であり、私のネッ友こと無常仮寝の姿がそこにあった。


声が出なかった。

もちろん、彼が地球に帰ってきたということは配信を見ていたので知っている。


“ 見ていろ”


あの馬鹿が放った一言は、私の人生を大きく変えた。

良くも悪くも、気づいたら彼の配信を見続けてしまっていたのだ。


もちろん、一応都市伝説としてこの話題を出した人間である以上彼の配信を見ている所を配信していた。


“あいつ、ゲームでもそうだったけどやっている事やばすぎだろw”


“あんまり地球でのアイツと変わんないよ?元々ぶっ飛んでたし。”


あの馬鹿と知り合いである事を切り札にどんどん配信をしていった。

もちろん、他のジャンルの配信もしたりした。


そうしているうちに、いつの間にかインフルエンサーと呼ばれる人物になっていたのだ。


そんな、自分を変えた存在が目の前にいる。


もちろん友達だってわかっている。

それでも、この気持ちはどうしても拭えないのだ。


…いや、彼の言って欲しい最初の言葉は“私を変えてくれてありがとう”じゃないと思う。


もし、言うなら“お帰りなさい”だと。



「おか『あ、ちなみにこれは結界術を応用した録画でーす。言いたいことは会った時に言ってくださいね〜』…は?」


…落ち着け。

そう、落ち着くんだ。素数と人を食べて落ち着くのだ。


『今国に保護されてんだけどさ、ちょっとお願いしたいことがあってね。もちろんこの事は動画化してもいいけど…僕たちが日本を出てからでお願い。』


おお、わかってんじゃん。現に今カメラを回してるよ。


『で、お願いしたい事なんだけど。とりあえず例のサイトに関する事について教えて欲しいんだ。特にあの噂が何処から生まれたのか知りたいんだ。』


…なるほど。情報の源泉を辿って欲しいと。

とても、とっても難しいけどやってみようじゃないか。

…っていうか、コイツ。なんで私の家を知っているんだ?


『…ああ、それとそのお金は国と交渉して手に入れた旅の軍資金の一部だから、10万円入っているよ。何かわかった事があればその黒い携帯で連絡して。セキュリティーの問題は完璧だよ。』


黒い携帯を見る。この真っ黒で何か触れづらいコレは何で動いているんだろうか?まぁ大体予想は付く。


『最後に。この動画は媒体を残さないために10秒後に自壊します。』


「え」


『では、後はよろしくお願いします!』



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六でもない神サイト〜異世界に拉致られて強制配信で晒されてますけど、なんとか生きていきます〜ゲッシュルーラー 木原 無二 @bomb444

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