終章

涙の向こう側に

 白と黒の的。杜若の色みたいな空。程よい冷たさの空気。仲間の言葉。

 その要素が組み合わさって、この射を作る。晴渡った高い秋の空に、的中の音が響いた。

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涕涙 房成 あやめ @fusanariayame

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