行くまでの準備は何してた?

もしかしたら、行くまでの準備期間のことを聞いたことない人って多いんじゃないでしょうか?


何処の国に留学しても、大体は皆さん”留学中の話”しかしませんからね(笑)


まぁ、私はそんなの関係なしにあったことそのままリアルに書いて行きます。半分面白おかしく書いているので、笑いながら見てください!


準備、とは言ってもやるべきことは山のようにあります。


私の場合は、「通っていた大学が提携している所に留学する」と言った形なので、一人で準備した訳ではありません。

大学名が特定されるまでの詳しいことは話せないので、曖昧に話してしまいますがお許しください。


まず最初に私が始めたのは、その大学に行くプログラムに参加するための勉強です。正確に言えば、大学でのGPAを上げるために勉強し、留学費用を稼ぐためにバイトをしていました。


成績は足りていたのですが、留学費用を稼ぐのに苦労したのを覚えています。ちなみに、このプログラムに参加すると向こうでの学費と往復の航空代は免除されるようになっています。従って必要なのは、留学の際に住む場所代と生活費です。


合計で30万円前後でしたが、念のためと思ってそれ以上に貯金してお金を貯めていました。


お金が貯まった後、すぐに留学のプログラムに申し込みをしました。


結果はメールで来ると言われたので一週間待ち、見事通過して次の面接に備えるために必死に中国語を練習しました。


友達に中国系の子がいたので発音や文章がおかしくないか確認し、日本語でも面接の質問に答えれるように懸命に考えて、いざ面接。


ちょっと前に受けた違うプログラムでの面接でボコボコにされた私は全力で警戒して挑んだのは良い思い出です。


面接はつつがなく進み、結果は見事合格でした。


「やったぁ!」と喜んだのはいいものの、同じように喜んでくれたのは数人だけ。ほとんどの友達、大好きな彼氏、家族には口を揃えて「何で中国なの?」と言われる始末。


正直、こう言われるのも何処となく分かっていました。だって、私の大学での専攻は”英語”なのだから。

そりゃあ、何で英語圏の国じゃなくて中国に行くの?ってなりますよね(笑)


そんな感じで本格的に留学に向けて準備を始めました。


必要なものはたくさんあります。英語の推薦書、成績書、ビザの申請、留学するための申し込み、などなど。本当に忙しかったです。

ここからは何とかなるだろう、と楽観視していたのですが、そんな訳なかったんですよね、えぇ。


ビザの申請って、大学では出来ないので他の旅行会社に頼むのが普通みたいです。私の大学の留学担当の事務の方々に「○月○日○○時にここに行ってね」と言われたので、私はその通りに行きました。

中へ入り、近くにいた社員さんらしき方に声をかけると「少し待っててね〜」と優しく言われて出入り口で待っていました。


すると、一人の男性が来て言った一言が「あれ、今日でしたか?」です。


この時、心底「嘘だろ…しっかりしろよ、事務…」と思ったのは言うまでもありませんね。私の通ってた大学ではいい加減な人が多かったのもあり、確実にこっち側の責任だとすぐに分かってしまいました(笑)


そんなこんなでビザ申請のための書類や準備の話を聞き、スムーズに終わりました。


しばらくしてからもう一つ、問題が起きたのです。


それは、留学の申し込み期限がギリギリまで迫っている時でした。主に必要な書類は推薦書です。私は合格後説明された通り、すぐに推薦書の発行を事務に頼みました。しかし、二週間程かかると言われてしまったのです。二週間後なんて、とっくに申し込みが終わっています。

焦った私は留学担当の方に相談しに行きました。


そして、そこで言われたのは「大丈夫、大丈夫。中国だから(笑)」です。


「いや、ここは日本だが?????????」と思ったのは私だけでしょうか?


でも、どうしようもないのは事実だったので、仕方なく待つことに。やっと来た推薦書をすぐにパソコンに入れてすぐに送った後、心の底から安心したのを今でも覚えています。


こんな感じで余裕を持っていたはずなのに、めちゃくちゃ焦っていたんですよね。本当に不思議だなぁ(棒)


行く前から問題が発生している辺り、「さすが自分の人生だ」と思ったのはここだけの話。


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