泥濘-人物紹介

ペタル

若いお医者さん。男性。仕事柄、威圧感を与えることが良しとされないために、語尾を伸ばすような話し方と笑顔が癖になっている。産科医と名乗るが外科手術の心得があり、また小児の診断もする。業務の傍ら性的なからかいを受けることがあり、辟易している。同性にも異性にもあまり興味がない。


カルロ

人間になってしまったと主張する少年。人間になったからには『生殖』をしようと息巻くものの、人でなかった頃の話を持ち出すのでペタルから首を傾げられた。過去に妊婦を見たことがあり、性別の概念も持ち合わせているものの、男女が揃わないままでは人間の生殖が成らないことを理解していない。


◆土地◆


アスター

北方にある山間の土地。複数の氏族によって共同管理された一帯は、慣例的にアスター統治領と呼ばれている。口語では単純に『アスター』と呼ぶが、アスター/統治領ではなく、アスター統治/領であり、統一国家ではない。


メジーム

旧アレス領文化圏にある集落。山中だが、アスターに比べると標高は低い。

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