第2話 ララちゃん(本物)のプロフィール

 本名はララ・アルマ・バーンスタイン。真ん中のアルマは皇位継承者の意味なので、それを飛ばしてララ・バーンスタインと名乗る事も多いです。バーンスタインは母方の公爵家の姓。父は現皇帝のミザール帝、アーレン・アルマ・ウェーバー。実子。

 魔女っ娘探偵アルヴァーレではララ・東条と名乗っています。アンドロイドやAIで登場する場合は単にララ。


 皇家がウェーバー。四大公爵家がそれぞれ、バーンスタイン、ホルスト、ルメール、グリーク。

 皇位継承順位は、ネーゼ・ウェーバー(姉)、マユ・ルメール(姉)、セルデラス・ウェーバー(兄)、ミサキ・ホルスト(姉)となっています。次期皇帝はネーゼ。セルデラスは帝国軍総司令、マユは次期教皇、ミサキは帝国法術科学士ですが、現在は地球に常駐しています。


 ネーゼはふくよかな体形で爆乳。白人で銀髪。瞳も銀色。

 マユはバランスの良い体形。地球で言えば中東系で褐色の肌。金色の瞳。

 ミサキは巨乳美少女。東洋系。

 ララは白人で金髪碧眼。身長はまだ139センチほどで、小学四年生体形。胸もぺったんこの貧乳。将来は爆乳に成長する予定ですが、作者がそれを描写するかどうかは不明。現在は貧乳コンプレックスを持っています。年齢は22歳。地球的見た目年齢では11歳。帝国の人は肉体の成長が遅く、実年齢と地球的見た目年齢は約2倍となります。

 霊力を使って肉体を強化し、それを駆使した格闘戦が得意。移動速度は極めて速く、常人では補足不能。この高速移動を、本人は「加速装置」と呼んでいますが、肉体としては生身でサイボーグ化しているわけではないです。


 霊力を込めたパンチやキックは120ミリ砲滑腔砲並みの貫通力があり、素手で人型機動ロボット兵器を屠る者として、周辺諸国からは恐れられています。また、霊力を直接放出する雷撃や、相手の肉体に遠隔でダメージを与える技も使います。至近距離なら、心臓にダメージを与えて停止させることも可能。単なる投石も、ララの手にかかれば砲弾と同じで、戦闘機を撃墜したり戦車の装甲を撃ち抜いたりもできます。ただし、射程は目視できる範囲となります。


 帝国での役職は「皇帝警護親衛隊」の隊長。

 一般に御前試合と呼ばれる、皇帝主催で行われる武術大会に二年連続で優勝し、満場一致で親衛隊長に推挙されました。ララの階級は准将。前任者は彼女の祖父であるダグラス・バーンスタイン大将。ララはダグラスより数倍強いです。

 武術大会では、殆どの挑戦者を数秒で倒しました。1分以上粘ったのは狐型獣人のハーゲン・クロイツ大尉と、ライオン型獣人のレグルス・ブラッド少将だけです。


 ララ皇女は国民的アイドルとして信奉されていて、皇族の中でも極めて人気が高いのです。人気順では、次期皇帝のネーゼ、次期教皇のマユとなります。この三名は国民的アイドルですね。ミサキ皇女は知名度が低く、知る人ぞ知る地下アイドル的存在。


 ララの強さの秘密は、その膨大な霊力を駆使する技術と、長い転生の記憶を持っている事にあります。つまり、過去の経験値をそのまま現在に受け継いでいて、これは、どこぞのゲームの「強くてニューゲーム」そのまんま。その、霊力を駆使する技術は様々ですが、帝国では法術と呼ばれます。霊力を駆使する者の事を法術士と呼びます。

 

 アルマ帝国では、宗教的伝統が強く根付いており、先端技術関係の機器が極めて少なく、TVやAV機器、スマホなどの携帯端末は殆ど普及していません。また、娯楽関係のイベントも少なく、多くの人は、地球のエンターテインメント作品に強く憧れています。

 帝国では、地球、特に日本のアニメや特撮は時代を越えて愛されています。ララは特に時代劇が大好きで、彼女の一押しは「鬼平犯科帳」です。他にも、必殺や座頭市も好き。特撮時代劇も大好物で、特に忍者ものが大好き。そっち方面では「仮面の忍者赤影」が一押し。特に忍者に憧れているようで、自分の仕事が隠密系でない事を非常に残念がっています。時々、Ninjaのキャップやジャンバーを着ているのはこういう理由なのですが、Ninjaがカワサキ製のオートバイだとは知らないようです。


 プライベートではラフな服装をしています。ジーンズにジャンバー、パーカーなどのパンツスタイルが多いようです。髪型は短めのツインテかストレートのおかっぱ頭にしています。

 軍服の場合、親衛隊はえんじ色になります。皇室行事では様々なドレスを着せられたりしますが、本人はとにかく鬱陶しいと思ってうんざりしています。俺アンのリメイク版では、何と可愛らしいワンピースで登場しました。そして、レイプされそうになるハプニングに見舞われたりするのですが、当然、襲った相手はボコボコにされました。

 

 戦闘においては、常に冷戦沈着でめっぽう強いです。しかし弱点はあって、一つは高所恐怖症。高い所が苦手で、足がすくんだりするらしいです。もう一つは、くすぐり攻撃に弱い事。複数人にこちょこちょと責められると、体をくねらせて悶えます。ただし、襲った相手は強烈な雷撃を喰らったりぶん殴られたりします。また、シモネタにも相当弱いようで、耳年増のハズなのに、性的な話題はどうにも恥ずかしいようです。下手にシモネタを言うと、ぶん殴られるので注意が必要です。


※次話は番外編と人外編です。

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