【ちょっと怖い話を持ち寄ろう 196夜】

916: 9/9 10851/08/26 09:54:54 ★8sHa93ma

そんなわけで男の子を見失っちゃって、それでどーしよーって歩き回ってたら、また例のハゲの石像の所に戻ってきちゃって。

なんかムカツク顔してたんで、八つ当たり気味に思いっきり蹴り入れたら、ちょっと揺れたんだ。

ひょっとしたら、って思ってさ。

そのままガシガシガシガシって蹴り続けてたら、何十回蹴ったのかな、バキッって割れてコロンって首が転がって。


その途端、目の前に道が見えたんだ。

別に最初っからそこにあったのに、ずっとなぜか気づかなかった感じで、周りの景色も何も変わってないのに、「あ、道だ」って。小さな街の狭くて硬い道じゃなくて、普通の太さの道。砂利道。

もう無我夢中でそこに走りこんで、森の中を走って走って、街が見えた!ってとこで振り返ったら、後ろに道なんてないの。森があるだけなの。


なんか時間の感覚とかおかしくて、少なくとも一晩はあの小さい村で過ごしたはずなのに、こっちでは半日も経ってなかったらしくてさ。

誰に言っても「何かの間違いだ」って相手してもらえなくて。


ただおばあちゃんだけが、この地方ではあんたみたいな小柄な女の子だけ、時々いなくなるんだよ、って教えてくれた。なんか攫われて、妖怪だか神様だかのお嫁さんにされちゃうんだって。

じゃあ何、あのちっこい男の子と結婚させられるとこだったの?!って驚いたんだけど。ちょっとウケた。


オチとかないです。おわり。



917: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 10:20:00 ★uri1*di0

 無 駄 に 長 い



925: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 12:00:08 ★kan2dAra

>>916

●●州の金色の小人の国の話に似てるかも。

あっちは地底湖を抜けた先だったはずで、こっちは妙に簡単に行き来できてるね



926: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 12:02:44 ★S1en6eRM

>蹴り続けてたら、何十回蹴ったのかな、バキッって割れてコロンって首が転がって。

怪奇ゴリラ女。



927: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 12:10:52 ★kuChi3ke

でも「ポポポポ」としか言わないショタ可愛い……可愛くない?



939: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 12:12:37 ★teKe2**-

150cmショタでは弱い。なにかいい名前あればヒットするかも



941: 本当は怖い名も無きもの 10851/08/26 13:32:21 ★Un3kun3k

てか、それってコレなんじゃね??

[●●郡郷土資料館電脳資料庫 「おはちの嫁入り」]



952: $$電脳黒板弐番街 管理隊$$ 10851/08/26 14:89:09 ★********

この枠は約定違反につき強制断絶とします。

異議申し立て・理由照会等は電脳黒板弐番街の詰所窓口まで。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る