第7話 二十六日目



 二十六日目。


 俺は決心した。


 もうこれしか方法はない!


 怪文書だ。


 婚約破棄させたら、家をつぶすって怪文書を送りつけてやる。


 なんか、思考が変な所に言ってる気がするけど、気にしないぞっ。


 恐怖で脅して、不安で支配だ。


 きっとうまくいく。

 そううまくいくはずっ。


 本当かな?

 うーん。


 なんか俺の思考、変な脇道にそれていってるような。


 どうなんだ。


 あーもう、考えるの面倒くさくなってきた。

 何で俺は肝心の一言が言えないんだよ!


 ただ一言好きだっていえばいいだけじゃないか。


 くそう。


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