お詫び。そして決断

 現在後悔していた長編、「マレビトシリーズ」「リエルの魔導書」について、本日より非公開とさせていただきました。続きを楽しみにしてくださった皆様、誠に申し訳ございません。


 これは、今後藍色は以下のように動いていこうと決断したからです。


・長編執筆に関しては、公募や賞レースへの応募をメインに動く

・そこで落選したものがそのまま日の目を見ないのは悲しいので、それらについてはカクヨムに投稿していく

・短編はこれまで通り投稿する


 これまで手塩にかけて育ててきた2作については、公募用に改めて物語を練り直し、戦いの場に持っていきたいと思います。以下、方針を決めた理由です。


ーーー


 この土日で、自分が今後執筆活動とどう向き合いたいか、考えました。その結果、自分がしたいことは、大きく以下のようなことなのかなと。


1. 一つの物語を通して誰かの心を動かしたい

2. その行為によって僅かでも収入を得ることで、執筆のモチベーションとしたい

3. インプット、アウトプットを重ねることで、執筆技術を高めたい


 それを踏まえた上で、さらに考えました。


1. について

→自分の作品の性質として、前半に蒔いた種を後半で回収するように作りがちで、序盤の各話単体での魅力が薄い。そのため、一気読みが難しいWeb小説と言う媒体は合っていないと考えられる。

2. について

→「カクヨムリワード」制度はあるものの、決して費用対効果に合うものではない。さらにPV数などに一喜一憂するあまり、最近3. が疎かになりがち

3. について

→様々な企画等でアドバイスをいただけるケースもあったが、やはりプロの方からアドバイスをいただく機会をメインに考えたい


 以上のことを踏まえ、上記の決断に至った次第です。


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 ここまでは近況ノートにも記載しております。ここからはちょっと決意的な話を。


 自分の作品はまだまだ拙く、賞に応募したところで箸にも棒にもかからない可能性の方が圧倒的に高いことは十分に承知しております。しかし、それでも挑戦し、敗退していく中でも、得られるものはあるし、そこで勝利した先にこそ、本当に得たかったものがあるのかなと。


 すぐに結果が出れば万々歳ですが、それは誰しも同じ気持ちなわけで。レッドオーシャンに遅れて飛び込み、勝利を掴みにいく決意をした以上、これまで以上に言葉を磨き、文章を書き続け、それを楽しむ生活をしていかねばなと感じています。


 不安もあります。カクヨムの皆様の暖かいコメントを、執筆途中にいただくことができないことで、自分の心が折れてしまわないかと言うこと。客観的な読者側の声を途中で読み取ることができなくなる、と言うこと。


 前者については、藍色アーカイブにて公募への道のりもちまちま書いていく予定をしているので、そこでエールをいただければと(笑) それでも折れるようなら、所詮自分の中でその程度の覚悟だったのかなと。


 後者については良い方法を考え中です。同じような境遇のバディのような存在がいて、その方と読み合って意見を交わし合うことができれば最高なのですが、それをどう探していけば良いのか、現状わからない状態です。


 色々書きましたが、今後藍色は、賞レースで結果を残し、自作小説を書籍化することに向けて、色々考えながら進んでいこうと思っております。


 何卒よろしくお願いいたします。

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