一ヶ月一万で生活する只の日本人（食費）

第33話 エピローグ

☆エピローグ

一ヶ月一万生活、終了!!

(長かった)

ような。

(短かった)

ような。

そんな気分だ。

ものさびしさは少しある。

だが――

「うおおおおおお!」

乗り切った喜びは大きい。

(一応計算してみるか)

草薙は一ヶ月一万円期間に使った金額を振り返り調べる。

(こんなもんか)

改めて確認。

食費は以下のラインナップ。

金を使ったのは以下四回。

約1430円

約1220円

約1400円

約1180円

合計

約5230円

「うおおおおおお!」

一ヶ月で使用した金額は約5230円。

「達成だ!」

間違いない。

だが……

「使わなさすぎた感もある」

5230円。

「これ一ヶ月一万生活ちゃうやん」

一万を大きく下回った。だが

「四捨五入したら一万円だからセーフ!」

草薙はアバウトだった。

(まぁ米もあるしな)

米代と調味料代を含む予定はなかったが、含んでも一万には届かないだろう。ちなみに米は安い所でまとめて数十キロ位買えばかなり抑えられる。

ちなみに主な調味料である醤油は購入して計上済み。また、期間中に買ったもの(計上したもの)もまだ残っている。緑茶カツオ節や味噌汁、牛乳、バナナ、食パン等も少し残っている。少し古いが野菜ジュース等も残っている。

オリゴ糖もまだまだ残っている。

持ち越せそうなものが多々ある。

やろうと思えばあと数日0円でいけそうだ。

(達成だ)

一ヶ月一万生活、これにて終了!!

落ち着いたら元のサイクル、消費に戻る。

「消費は大事だからな」

ミクロ経済的に節約は大事であり

マクロ経済的に消費は大事である。

だが今回の一ヶ月一万生活は良かった。

色々良いものを改めて知る事が出来た。

時には節約。

――それもまた良し。

◆

少しまとめておくか

今回草薙は他の人が見てもいいように記録している。

節約を試みる者も多い。

そういった他の人が参考になるように少し情報をまとめておこうと思う

◆よく噛む

よく噛む事のメリット

◎満腹感を得られる

◎健康に良い

よく噛む事の効果は節約生活が抱える欠点を補ってくれるだろう。

◆空腹のメリットを知る

空腹になる事で身軽になる。

空腹になる事で成長ホルモンが分泌する。

空腹になる事で若返りホルモンが出る。

こういった説がある。

その他、様々なメリットがある。

積極的にわざと空腹になる必要はないが、空腹で苦しい時は上記の様な空腹メリットを思い出すのもいいだろう。

割りと乗り切れるものである。

◆何かにうちこむ

何かに集中する。

これが良い。

寝食忘れて打ち込むというような言葉がある。

何かに打ち込んだり、集中したりすると空腹や節約のわびしさはあまり気にならなくものである。

◎オススメ食材

◯納豆

納豆はいい。

安い。

うまい。

健康にいい。

免疫力にもいい。

大豆がベースなので体にいい。

◎豆腐

豆腐はいい。

◯うまい

◯安い

◯健康にいい

醤油やカツオ節にあう。

日本人の体になじむ。

大豆がベースなので体にいい。

◯味噌汁(一気買い)

味噌汁はいい。

味噌汁パックは具と味噌がセットになっているのがいいだろう。

20食位入っているのがオススメだ。

もっと多いのがお得価格である場合は、そっちでもいい。

具の種類が多彩であれば尚良い。

体も暖まる

◎緑茶

緑茶はいい。

◯健康にいい

◯病気になりにくい

◯免疫力にいい

茶葉やパックを一気買いするのがオススメ。

◆以上

終わり。

最後まで俗っぽい。

だが――それもまた良し。