家猫になったシロ太5 幸せのホットケーキ
猫は好き嫌いが多いと聞きますが、元ノラ猫のシロ太君は、好き嫌いなし!
なんでも食べます。
その事について、聞いてみると・・・
シロ太
<好き嫌い?あるワケないじゃん。食べられる物なら、なんでも食べる!
ノラですから。好き嫌いなんて贅沢出来ないよ。
この前、お母さんがホットケーキ焼いてたから、
ちょこっとお裾分けを貰ったんだ(つまみ食いとも言う)
ああ・・あこがれの・・ホット ケー・・キっ・・・!!!
じぃ~~~~~~んっ( ;∀;)
オレ、家猫になったんだなぁ・・・じ~~~んっ・・・。>
「なぜ?・・・なぜ?ホットケーキで感動してるの???」
<オレはノラ猫だったから、子供達からパンやお菓子を貰ったりはしてた。
だけど『ホットケーキ』は、家猫でないと食べられない。
パンは、外で買えるし、外でも食べれる。自販機の横で食べたりしてる。
でも、ホットケーキは、お家の人が焼いて作る。家の中で食べる。
外で食べもしないし、外に持ち歩く事もしない。
家の中にいる家猫じゃないと、食べられない食べ物なんだ。
オレの憧れの『ホットケーキ』だったんだ。>
「そう(^_^;) そんなに思い入れのある食べ物だったんだ。
お母さんに『ホットケーキ』は、シロ太君の憧れの食べ物だって伝えておくね。」
後日
「シロ太君、あれからちょくちょく『ホットケーキ』を貰ってるそうね。
良かったねぇ~♪」
<この前は、お兄ちゃんがオレの!オレ専用の切ってない(←ココ重要)
オレだけの小さくてまん丸の『ホットケーキ』を焼いてくれたんだ。
オレのマイホットケーキっ。
オレ、家猫になったんだなぁ・・・(じ~~~~~~~ん(´Д⊂ヽ)
美味しかったぁ・・・。
オレ・・・オレ・・・幸せだぁぁぁあああああーーーー!!!\(^o^)/
オレ、いつ死んでもいいっ!>
「死なないで!!これからもホットケーキをたくさんっ食べるのよっ!」
家猫になったシロ太君は、毎回じ~~~~~んと大感動しながら、
『ホットケーキ』を食べています(#^.^#)
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