末路と未来のコントラスト

弾む会話や見える描写にセンスを感じられる作品

時に、傲慢や残酷がその指を傷つけても
共に在ろうと差し出した手が振り払われても
若者たちの心には痛みや悲しみを飲み込んでなお輝いてゆける力がある
美しい描写の中に落とし込まれた世界はまさに
掛け替えのない彼らの今なのだと思わせてくれます