TSした僕がブラコン姉妹に更に可愛がられるお話

あれ？もしかして...？

｢なんで驚いてないの！？｣

僕は友達に聞きに行った。

｢いや...だってなぁ...｣

そう答えたのは僕の友人 成田大樹（なりただいき）。

簡単にいうとスポーツバカ。サッカー部所属でめちゃくちゃ上手い。2年生なのに色々なチームの勧誘が来るくらいには。

頭の方は...ここでは触れないでおく。

そんなスポーツバカがこう言った。

｢千秋って本当に元々男だったのかっていう感じ...？｣

｢ん?どういうこと？｣

｢いや、そのまんまの意味だが？｣

｢そうだよ！千秋行動からなにまで女の子みたいなんだよ！こっちまでドキドキさせやがって！｣

｢は？理不尽なこと言わないでもらえるかな？｣

｢ごめんごめん、許してよw｣

このウザイやつは 浜谷勇輝（はまたにゆうき）。

こいつは運動出来そうな見た目をしてるけど運動はからっきしで頭が凄くいい。

学年トップ5には毎回入っている。

僕も大樹もテスト前はこいつのお世話になっている。

あともう1人よく話すやつがいるんだけど

今日は休み？いや、寝坊だな

あいつそういう所あるからなぁ

まぁ体育の時間までに来なかったら潰す

後で一応連絡入れようかな

｢でも実際お前が男っていう証明がないからなぁだって千秋体育の時下に体操服着てくるだろ？｣

｢まぁそれはそうだけど...｣

だって男同士とはいえ目の前で着替えるのはちょっとね...？

｢だから千秋が男だ！って言えないんだよなぁ...｣

｢そっかぁ...｣

｢けど今となってはこんなに大きなおっぱいがついて...｣

｢うるさい、セクハラやめな？｣

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

あ、授業始まる

｢ほら、席戻りな、授業始まるよ？｣

｢｢はーい｣｣

そんなこんなで女になって初めて授業を受ける僕はドキドキしていた。

あ、先生が来た。

｢はーい、授業始めるぞー！｣

.....

あれ...？案外誰も気にしてない？