第2話

「ふはははは!!愉快愉快!実に愉快な反応だったぞ、ヒナタ。」


大きな部屋で豪華な椅子に腰を掛け、肘置きに肘をついて足を組むリディウス。


そんなリディウスの前に俺は縄でぐるぐる巻きにされ、ぽつんと犯罪者の様に拘束されておかれていた。


「ほどけ!!この縄をほどけ!!」


今だに自分の置かれている現状はよくわからないが、とりあえずこの変態は美少女なんかじゃなくて変態男という事が解った。


なら、そんな変態の前に拘束されて置かれているこの状況は貞操の危機を感じざるを得ない。


(本当、さっきだってマジで命からがらだったんだから……。)


153センチで筋肉なんてまるでない俺なんかと違い、逞しい身体つきに長身。


そんなやつに俺の抵抗はむなしく、服は脱がされ、パンツ一丁にされた。


何とかパンツを護ろうと暴れる俺のパンツを見てこの変態は「ほう、これが異世界の下着か……」といって、結局脱がせてきた。


そしてどこからともなく現れた使用人に俺のパンツを渡しやがったのだ。


そのあと、なんかよくわからんけどバスローブを渡され、裸のままなのもあれなのでとりあえず着替えた後、縄で縛られたわけだ。


それはもう芋虫の様に。


(なんで、なんでこんなわけのわかんない状況になってるんだよ……っていうか勇者とか言ってなかった?もし仮に俺勇者なら扱い酷くない?)


もうなんか泣きそう……。


「おいリディウス!!あんたの目的は一体何なんだ!!それにあんたは何者で、なんで俺にあんなっ……い、如何わしい真似したんだよ!!」


何故か問い詰めている俺の方が恥ずかしくなってしまうような先程の奇怪な行動。


俺はその行動に説明を求めたい。


ただの変態なのか、冗談なのか……。


出来れば冗談であってほしいが、多分、本気だった気がする。


(……はっ!!ま、まさかこいつ、兄貴たちが見せてきた本に出てきたような男……男が好きな男なのか!?)


昔、兄たちが悪ふざけで女子からエロ本借りたとか言って一緒に見ようと誘ってきたことがある。


女子がエロ本?なんてちょっと疑問に思いながらも、ちょっとそういう本に憧れてた俺は手で顔を隠しながらも指に隙間を作り、本を覗いたりなんてしたことがあった。


そしてそこにかかれていたのは男と男の交わり。


世の中は広いと悟った小学5年生の冬の話だ。


「ま、まさか俺、こいつにこのまま拉致監禁されて、あんなことやこんなことをされるんじゃっ……。」


「ほぉ、それが望みならそうしてやってもいいぞ?」


「いえ、望みじゃありません!」


どうやら検討が外れていたらしく、俺はすぐさま自分の本心を発信した。


「……というか、じゃあいったいあんたは誰で、なんで俺はここにいて、何であんなことしたのか教えてくれる?」


考えれば考える程理解できない俺は頬を膨らませながら問いかけた。


するとそんな俺をなんかリディウスが気持ち悪い目で見て笑みを浮かべた気がするけど、俺は深く考えない事にした。


「まず、名前の訂正からしよう。私はリディウス・ヴァレンタインではなく、ウェディル・リッツ・シュベールだ。リディウス・ヴァレンタインは従妹の名前でね。ウェディルだと男の名前が過ぎるかと思い拝借したのだ。」


「いや、どっちもどっこいだと思うけど……。」


というか、どちらも男性っぽい気がするのが俺の感覚だ。


「実は先日、私は書庫である本を見つけた。異世界召喚と古い古代語で書かれた本だった。その本を見つけた時、私は非常に困っていたのだ。そして、藁にも縋る気持ちでその異世界召喚とやらを試した。喜べ、異世界人よ。お前をこの世界に召喚するにあたり、お前の世界の常識や知識も多少なりと勉強してやったぞ?」


高圧的な態度で顎を上にぐっっと持ち上げ、鼻高々に言葉を発するウェディル。


そんなウェディルの発言に俺は全く嬉しさなど感じられない。


いや、感じられるはずもなかった。


(でも、今異世界召喚の本を見つけた時、困っていたといってたよな?じゃあやっぱり、俺って勇者なのかな……。で、ゆくゆくは――――――)


「おい、ヒナタ。お前、最初に少女姿の私を見た時、どう思った?」


「……は?」


「ラノベの主人公にでもなった気分だったのではないか?」


「え?いや、まぁ……それは確かにそうだけど……。」


「目が覚めたら美少女が……。そして、勇者と呼ばれ、助けてといわれる。自身は勇者となり、美少女と旅をする――――と、思っただろう?」


にやにやと笑いながらこちらを見るウェディル。


なんだろう。なんかムカつく。


なんかしてやったりな笑顔のせいで素直に認めたくはないが、

ウェディルの言う通りの事を俺は考えてしまっていた事は事実だ。


潔く認めよう。


(というか、本当にこいつ、俺の世界の事勉強したんだな。異世界人がラノベなんて知ってるはずないし……。)


だとすると、変態だが悪い奴ではないのかもしれない。


俺が過ごしやすくなるように勉強してくれたのならむしろ感謝したいくらいだ。


(まぁ、勉強ばっかりの毎日も嫌気がさしてたしなぁ……。呼びだした本人が変態なのは残念だけど、うちの親父と兄たちも変態みたいなもんだしな……)


ある意味、召喚されてよかったかもしれない。


「いやはや、勘違いし、いろいろなことに妄想をはせるお前の表情はとても可愛かったぞ?ヒナタ。」


「か、勘違いって、仕方ないだろ!あんなのどこからどう見たって女の子じゃんか!」


女装をよくする俺だからこそ分かる。


あれは女装なんかじゃなくてれっきとした女の子だった。


(異世界召喚の本とかあるくらいだし、多分この世界は魔法が使えるんだと思う。だとしたらあれは変身魔法かなんかだろ?そんなの、だまされて勘違いするに決まってるじゃんか!!)


でもやっぱり正直、なんか悔しい。


「っていうか、そういう話はいいから!!とりあえず何で召喚したのかとか、そういう話しろよ!勇者とか言ってたし、魔王を討伐しろとか、そこらへんだと思うけど!」


そう、なんとなく見当はつく。でも、もしそうなら俺は旅立つふりをして絶対逃げてやる。


魔王退治なんて行かずにどこかで自由に暮らしてやるんだ。


こんな変態の願いの為に命をかけれるわけがない。


むしろ誰か俺の純情を奪おうとしたこいつを討伐してくれ。


「あぁ、ちなみにだが……勇者というのは嘘だ。」


「……は?」


「異世界に召喚されたお前のテンションが上がるように一芝居打ったのだ。その為に一度しか使えない変身アイテムの腕輪を使い、少女に化け、お前を楽しませてみた。どうだ?ラノベの主人公の気分を味わえたか?」


「…………は?」


(こいつ……一体何を言ってるんだ……?)


勇者が嘘だの、俺のテンションを上げる様に一芝居打っただの、何が目的でそんな嘘や行動をとったのだろうか。


つか、んなことに恐らく貴重であろう一度しか使えない変身アイテムを利用するんじゃない!


そもそも、俺のテンションあげなきゃいけない理由とかあるのだろうか。


(いやまて、こういう異世界召喚系は召喚された際、何らかの特殊能力を持っていたりするはずだ。その特殊能力的に俺のテンションを上げるのが必要不可欠で―――――)


「あぁ、ちなみに言っておくがお前に特殊な力などないぞ?」


「はぁ!?」


「ラノベの読みすぎだ。」


「ラノベのような展開引き起こした張本人に言われたくないんだよ!!」


明らかに鼻につくウェディルの態度に芋虫状態で床に転がされ、置かれている俺は声を張り上げ威嚇するかのような剣幕でウェディルを睨みつける。


こいつ、本当もう何なんだよ。


「大体、俺が特殊能力持ってないなら俺呼ぶ意味ないじゃん!異世界召喚意味ないじゃん!!俺、何のために呼ばれたんだよ!!!」


「暇つぶしだ。」


「…………は?」


怒号を上げ続ける俺。


そんな俺の言葉の後に聞こえた言葉に俺は唖然とした。


今、間違いなく言ったよな?


言ったよな!!??


【暇つぶし】って……。


「って、暇つぶしぃぃぃぃ!?」


「そう、暇つぶしだ。」


「ちょっと待てよ!!お前、困ってたって言ってたじゃないか!困ってたから俺を呼んだんだろ!?」


こいつは先ほど、確かに言っていた。


困っている時に丁度異世界召喚の本を見つけた、と。


何か、何かあるはずだろ!


暇つぶし以外の何かが―――――――


「いや、暇つぶしだ。」


「ふっざけんなっ!!」


どうやら本当に何もないらしい。


「だったら何か!?お前は暇で暇で困っていたから、異世界人とか身近にいたら面白そうだなぁ~みたいな簡単なノリで俺の事を召喚してみた。

みたいなそんな感じみたいなもんなのかよ!」


「みたいなみたいなうるさい奴だな。だが、うむ。その通りだ。」


「なんでやねんっ!!!」


関西人でも何でもないが、何故だか俺の口から関西の突込みの言葉が漏れた。


もう何か、俺はひどく疲れる漫才をしてる気分だ。


漫才したことないけど。


(なんでだよ、普通、暇つぶしとかで異世界召喚しないだろ!大体、召喚するのだって普通そんな容易な事とかでもないだろうしさ!?なのに、なのに――――)


床に転がされながらしくしく涙を流す俺。


俺の涙によってカーペットが湿りだしたころだった。


扉をノックする音が聞こえてきた。


ウェディルが入るように促すと、一人のメイドが入ってきた。


そのメイドは俺のパンツを持って行ったメイドだ。


いや、パンツだけじゃなく、着ていた服全部を……。


「あぁ、お前か。どうだ?ヒナタの着ていた服の調べは終わったか?」


(……調べ……?ま、まさか――――――)


俺の頭に何かのラノベにあった設定が思い浮かぶ。


召喚された人自身に能力はなくても、その召喚された人物のまとっている者がひどく価値のあるレアアイテム的な設定だ。


(ま、まさかとは思うけど、こいつ、やばい程金の亡者で、俺が来ていた服とかが目当てだったとか!?)


「いや、どちらかといえばお前の体目当てだ。」


「へぇ……俺の体目当て―――――って、何人の心読んでんだよお前っ!!」


「ふっ……いかんな、私の目はよすぎてお前の心の内も見えてしまったのだ。」


(え……心の内って見えるなの?聞こえるじゃなくて?ってか、どうでもいいけどマジこいつきもぉぉぉぉぉぉお!)


全身鳥肌が立ち、気持ち悪さを感じた俺は芋虫状態ではあるがどうにか必死にウェディルと距離を取ろうとする。


するとウェディルは何故か面白そうに笑いだした。


(ま、まさか冗談なのだろうか……っていうか、こいつマジで人の心が読めるのかっ……!?)


なら、ひどく厄介すぎる力だと思う。


みられたくない。


俺の心の内をこんな変態に。


「で、調べた結果、どうだったのだ?」


「はい。同じものを違う柄にてご用意することは可能かと思います。」


「……は?同じもの……?」


(何で同じものなんて……。)


俺が穿いてたパンツはボクサーパンツなわけだけど、ボクサーパンツをこのメイドが作るという事なのだろうか。


というか、シャツやズボンはあまり俺の世界とこの世界で変わらなさそうだし……。


作るとしたらそれしかないと思う。


(というか、調べるって作り方を確認するために縫い目とか見てみたーみたいな感じって事か……。なんてややこしい言い方を……。)


というか、ややこしい言い方をしているのはわざとな気がしてきた。


こいつはどうやら本当に俺で遊んでいるようだ。


(まぁ、何でパンツの量産なのかはわからないけど、見たとこ貴族っぽいし?もしかしたらなんかの事業で使うのかもなぁ……。としたら、こいつが真に求めてたのって、俺のパンツだったのか!?)


そうは思いたくないが、異世界に来て早々パンツ脱がされたし、多分、俺のこの考えは正しいと思う。


パンツの為に異世界に召喚されるって、何なのだろうか、全く。


「おい、ウェディル。パンツが欲しいならくれてやるから、とっととほかの服返して、ついでに俺を元の世界に帰してくれ!いや、最悪帰してくれなくてもパンツ代としてちょっとお金くれたらこの屋敷から出してくれるだけでもいいんだけど……。」


そしたら俺は勉強とはおさらばの自由気ままな放浪ライフを送ってもいいような気がする。


異世界に召喚されるなんて願ってもない出来事だ。


楽しまなければ損だと思う。


まぁ、お目当ては俺よりパンツだったのはすげぇやるせないけど。


でも、パンツのおかげで勉強とはおさらばの不思議な異世界生活を得られるならそれはそれでもうけものかもしれない。


「ふむ、何を言ってるんだ?」


「……え?」


これからの生活にひそかに夢をはせていた俺に奇怪気な声がかけられた。


何をとはこいつこそ何を言っているのだろうか。


「何って……だって、あんたが欲しかったのはパンツなんだろ?俺の体が目当てとかあれ、絶対嘘だろ。ならさ、もう用事もすんだんだし、解放してくれてもいいだろ!?」


奇怪そうな表情を浮かべてこちらを見ているウェディル。


その表情は呆れたものに変わっていく。


「はぁ……お前は頭が悪いのか?」


「なっ!良くはないけど悪くもな―――――――って何?なんであんた近づいてきてんの?」


悪くはないと主張する芋虫状態の俺にウェディルは静かに歩み寄ってくる。


そして、膝を曲げて床に膝をつけるとウェディルは俺の頬をそっとなでた。


そんなウェディルの行動に俺の背筋は正直凍っている。


「あ、あの、ウェディルさん?」


「異世界召喚だが、実のところ、召喚する者は選べたのだ。」


「……え?」


「先程も言ったが私はいろいろなものが見えすぎてしまう力があってな。

いろいろなものを見ようと思えば容易で見る力が私にはあるのだ。」


(まさかな召喚主チートタイプだったか……。)


なんて思いながら俺はとりあえず静かにウェディルに耳を貸す。


なんかウェディルが俺を見る目が真剣なもので、俺はそんな目を見て口がはさめなかった。


「私はお前の住んでいた世界をこの目で覗いた。そして、お前の住んでいた世界について学び、そして召喚するものを選んだ。それがお前だ、ヒナタ。そして……そうまでして呼び寄せたお前を、簡単に元の世界に帰すと思うか?」


不敵で不気味な笑い声を出しながらまるでラスボスの様な、そんな邪悪な笑みを浮かべるウェディル。


綺麗な顔をしているからか余計になんだか怖く感じる。


更にウェディルは俺の顎を持ち上げ、不気味な笑みを浮かべている。


そんなウェディルの薄気味の悪い笑みに俺の体は無条件に震えだす。


「あ……あの……ウェディルさん……で、では、俺はどうすれば元の世界に帰してもらえるんでしょう……。」


「転生したら帰れるかもな。」


「はっ!?それって死ねって事かよ!!」


「いやいや、まさか。」


にっこりといい笑顔で吐き捨てるウェディル。


そのウェディルの笑みは相変わらず不気味なことこの上ない。


そしてそんな笑みを浮かべているウェディルは椅子から立ち上がり、静かに床に転がされている俺に近づいてきた。


「ヒナタ、残念だけど俺は君を元の世界に帰すつもりは毛ほどもないんだよ。」


不気味な笑顔を浮かべながらウェディルは床に転がっている俺の頬を撫でた。


その手つきはなんだか気色が悪くて、俺は体を震え上がらせた。


そんなあまりの気持ち悪さに体を震わせる俺の事なんて気にもせず、ウェディルは俺の顎を掴んだ。


「お前はもう私の手からは逃げられない。なんたってお前は、暇で暇で、どうしようもなく退屈していた俺の【暇つぶし】になるように召喚したんだからな。」


どこか色気のある声。


そんな声を発しているウェディルの瞳には何故か光が見えない。


なんだろう。


本気で魔王でも目の前にしてるかの気分だ。


「あぁ、言っておくけど俺から逃げようとしても無駄だよ、ヒナタ。私とお前は召喚した者、召喚された者として不思議なつながりがある。お前がどこにいても私はお前の居場所がわかる。あぁでも、何なら逃げてみてもいいかもね。逃げ惑うウサギを狩るオオカミみたいな気分が味わえそうだ。そうすれば暇つぶしにもなるだろう。でも、逃げたらペナルティを与えるよ。私が楽しめるようなお仕置きを、ね。」


(ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!)


まさに魔王!!


そういうにふさわしい邪悪な笑みをウェディルは俺に向けてくる。


やる。


やりかねない。


こいつなら本気で地の果てまでも俺を追いかけまわし、さらに悪魔の所業かと思えるようなお仕置きをやりかねない!!


「と、いう訳でだ。その身が可愛ければこれからは片時も離れず私の傍に居る事だな、ヒナタ。そしてどうか私を飽きさせないでくれ。」


そういうとウェディルは俺の頭を軽くなで、何故か優し気に笑った。


そう、その笑顔はどこか可愛くも綺麗な笑顔だった。


その笑顔はひどく嬉しそうで腹黒い笑顔というよりちょっと純粋な笑顔に見える。


そう、この世界に来てすぐに見た少女の笑顔にひどく似ていて、まるで美少女にお願いされているみたいで――――――


(って、だからって、こんな傍若無人なお願い、快く聞けるかぁぁぁあ~~~~。)


余りにも素敵な笑顔に俺は何も言えず、再び涙でカーペットを濡らした。


こうして俺、日暮ひぐれひなた14歳は異世界に【暇つぶし】という目的で召喚された。


正直、俺も数々のラノベを読んでるラノベ好き。


しかも中学二年生と来たら色々中二病的なことだって考えるお年頃。


異世界召喚や異世界転生を夢見た事はあった。


あったけども――――――


「安心しろ、ヒナタ。お前は一生大事に可愛がってやるぞ。何せ、大事な暇つぶし相手なのだからな。」


ウェディルは俺が動けない事をいいことに俺の頬にキスをする。


その瞬間だった。


(こんな、こんな、こんな異世界召喚、冗談じゃない―――――――!!!)


余りのショックにカーペットを濡らすだけだった俺は心の中で大きく叫んだ。


いや、まぁ、叫んだからといって何も変わりはしないのだけど。


そんなこんなで暇つぶしが俺の存在理由という事に俺は、夜通しカーペットを濡らし続ける事となったのだった。

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