第7話 最終日 結末

佐久間は走って、自分の家に帰った!


佐久間「はぁはぁ。さとみ!さとみ!未来が殺されてたぞ!」


さとみ「やっぱり。何か不安だったんだよね。」


佐久間「俺の考えはさぁ、聞いてくれよ!全部分かっちゃったかも知れない!んで、次に狙われるのは、俺かも知れない!まず、住んでいない部屋での殺人事件!ここのアパートが満室だって言われた時に、まず大家さんを、疑ったのね!大家さんが満室にしてる理由が分からなくて、んじゃ大家さんが殺されてさぁ。でも、そのまま、アパートが満室になってたのがオカシイとは思ってたけど、とりあえずそれは、分からずじまい。んでさぁ、次に怪しいなぁって感じてたのが、未来と海斗だったわけよ!んじゃ、海斗が殺されててさぁ、これはもう、未来が犯人だと、完全に思っていた、と言うか、犯人に踊らされてたよね!後、気になったのは、青木不動産に青木探偵事務所。名前が同じなのは、偶然か?いやあれは、契約上、本人の名義でしか、探偵事務所を建てれなかったからだ!んで、部屋から盗んできたんだけど、この借用書!コレを見るかぎり未来は、大家さんに金を借りてたっぽい。んで、その話をしに、今日、探偵事務所に行ったんだと思うんよ!」


さとみ「って、事は?」


佐久間「この幽霊アパートで起きた謎の連続殺人事件の犯人は、大家だ!連続殺人事件の途中までは、未来が犯人で、大家が死んだとデマを流して、その後が大家の殺人だったって事だ!大家が死んだと聞いたら得になった奴がいる。ただ、そこが分からなかった!後、この借用書が無いのを気付いたら、次に狙われるのは、俺になるな!警察も、俺が犯人だと思ってるし!」


さとみ「実はね。前に言ってた彼氏って言うのが、大家の息子なんだよ。息子と大家の仲がかなり悪くて、息子は自分の親を殺そうとしてたのよ!それを大家に私が言ったのよ。仲直りして欲しくて。んじゃ、その昔のアパートに火を付けたのが大家だったのよ。それで、大家が死んだ事になれば、火事の張本人が大家だった事実が無くなる。それで、未来と手を組んで、死んだ事にしたんだよ!後、このアパートを全室満室にしたのも、1階の床に、火事で死んだ住人の骨が埋まってる事を隠す為で、1階だけ満室にするのもオカシイから、全室満室にしたのよ!地縛霊になって残ったのは、その大家が、捕まる事だったんだけど、ここまで謎を解いてくれたなら、私はもう大丈夫です。ありがとう佐久間さん。犯人を見付けてくれてありがとうね!さよなら。」


そう言うと、さとみの気配が消えた!


佐久間「さとみ!さとみ!本当に成仏しやがった!後は、コレを警察に話すだけだ。」


ピーンポーン


チャイムがなった。


佐久間「ん?誰だ?はーーい。」


ガチャ ブスッ


佐久間「え?!」


佐久間は大家に刺され、その場に倒れ込んだ!


心臓に一突き。ほぼ即死だった。


この後、佐久間が連続殺人事件の本人で、最後には自殺した。と言う事で、この事件は解決したのであった。


----おしまい----

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幽霊と過ごす一週間 色彩ベルるん @sikisaibell0327

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