第24話 検査の結果と進展

通常値が50として、35……神経伝達がうまくできていないけど、重篤な数値ではない。麻痺が残る可能性は低いらしい。


それでも2,3ヶ月のリハビリは必要。

毎日マッサージを10分3セット以上。

できれば蒸しタオルを当てて筋肉をほぐして動かすこと。


安静にして負荷をかけない。

無理に動かさない。顔の筋トレはしない。

そして針治療と電気治療は絶対にするな。


と言うことで麻痺側の筋肉ほぐしながらダラダラしている。


結局休みはもらえていないから休みの日くらいダラダラしても文句は言われないだろう……家事してる方が文句言われる。


労災の書類を病院に提出した。


返金は手続き後になるのでまだ戻っていないが、今回の通院では支払いなし……ありがたいが、そもそも通院する原因が職場の集団接種であり、そのせいで苦労しているのだからむしろマイナス。


得られたものは苦労と理不尽さと休みの消えた悲しみ。制度の残念仕様。それと職員や嫁がやたら優しくなったこと。複雑。


救済制度は労災と重複する部分は減額される可能性があるが、病院にかかった日数で手当てが支給される……申請が通れば、だけど。


書面には何月に何回診察を受けたか記入する欄があり、病院側にも診察を行いましたと書いてもらう欄がある……こまめに書いてもらうと、その都度手数料を取られるし、そこは自費。治療の目途が立ったらまとめて申請する方が良さそう。


審査が通るかは別の話。

審査が通っても支給されるのは忘れた頃。

治療も年単位だが、支給も年単位。ツライ。


念のために診断書書いてもらった。2500円取られた。指定書類に書いてもらうから診断書は必須書類じゃなかった。労災も別に必要ないし、診断書があっても療養の指示はステロイド飲んでる期間だけしか書けないから無意味。無慈悲ツライ。


嘘でも体調悪いと言って書いてもらえれば休ませてあげれたとか、頑張ったのに見返りなし。なぜ休まなかったと怒られる。理不尽。被害被ってるこちらに嘘つかせないでほしい。欠員ツライ。


職場で顔面麻痺友の会にようこそと言われた。1施設に顔面麻痺経験者が4人もいるという恐怖。ウイルスが原因だけだったりするけど、だいたいストレスが悪い。


看護師、事務、上司、そして下っ端介護士。職種別に1人ずつ。次は誰だろう。怖い。


進展してるのかしていないのか判断に困る。

まぁ、言えることは、年度末。引き継ぎメンドイ。

年度始め、新人や転入職員は数に入らない。

研修期間中は欠員と同義。結局ツライ。


5月、GW……祝日、消化……できたら、良いな。

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