創作雑記3.書くときのこだわり

1、2と創作あるあるっぽいネタを脱線しつつ語ったわけですが、他にあるかなあと数日考えるも、今のところは思い付かず。

なら、ここで自分の創作について語ってもいいかなあと思い、表題です。


書くときのこだわりと言っても、別に仰々しいものを語りたいわけでもなく(そもそも語れない)、小説を書くにあたり、こんなこだわりがあるよとちょっと話したいだけです。

きっと人それぞれにそういったものがあり、私の場合はこうだよと話したくなった感じです。



で。

私の中でのこだわり。

小説の本文中に、なるべくカタカナを並べたくない。

というものがあります。

それはなんじゃらほい、と思われるかと思いますので例をあげると。

例えば。

よく見かける言葉でいえば、スピードとかパワー、タイミングなどですかね。

これらはネット小説でもわりと見かける言葉ですし、リアルでも実際に口にする頻度も多いのではと思います。

別段、これらの言葉を非難する意図ではないことは先に言っておきます。私もリアルでは使ってますし。

ただ、小説では使わないようにしているという話です。

スピードは速さとか速度って使いたいし。

パワーは力って使いたいし。

タイミングなら、頃合いとか瞬間と使うし。

そんな感じです。


あとは今のところ自作品の本文中には出ていないけど、もし使うとしたら。

例えば、バリア。

魔法がある世界観では、相手からの攻撃を防いだり、何かを守るために張りそうなイメージですよね。

なので、私なら結界と表記するかなと思います。

あとは、シールド。

バリアと似たような意味合いかもしれませんが、個人的イメージでは防御系統の技や、防具装備としての盾なイメージがあります。

なので、これは技系統での意味合いならば障壁。防具の意味合いならば、やはりそのままの盾表記で使いそうです。


他に思いつくものだと、またまた魔法ネタで申し訳ありませんが、技とか。

これも思い付きですが、ファイヤーボール。

そのままの意味で、火の球を飛ばすものかと思います。

これも私ならば。


手の平を上に向ければ、そこに火の気が集まっていくのがわかった。

火の気はやがて、集束し、姿を成す。――球へと。

火の球なったそれは、時折ぱちと火の気を弾き、その度にちりりと肌が焼けそうになる。

それを、相手に狙いをつけて放り投げた。

ごおっと唸りをあげながら相手に迫る様は、まるで獲物を捕える獣のようで。

一瞬にして火が相手を舐め上げた。

それはもう、火なんて生易しいものでなく――炎だった。

相手が炎に飲み込まれ、のたうちまわる。


って、書きそうかなと深く考えることなく即興で書いてみたのですが、長いな。長い。

確かにこれなら、術者が「ファイヤーボールっ!」って叫んで投げた方がさくっと終わりますね。

(ファイヤーボールひとつでここまで威力でるのかは考えてませんし、突っ込まないでいただけると有り難いです)

だから、ネット小説ではカタカナ表記をよく見かけるのか。

速さだって、スピードがあるって表記するだけですごく速そうですもんね。

速さ。速度。ってだけでは伝わりにくいと個人的に思うので、他に言葉も入れて表現しますし。


瞬いた時には既に姿はなく、動いたと知覚をしても、それはもう残像であって思考処理が追い付かない。


これ、すごく速そうですよね。

まあ、この場合既に人間業ではなさそうなので、魔物とかモンスター辺りですかね。(これも深くは考えてない)

あ、もしくは強化魔法あたり…?いやでも、ここまで強化したら体に負担ありそうだし、翌日筋肉痛??大変そう…。

↑上記のものですが、よく見かける身体強化魔法などは、ノーリスクで使えるものではないという考えが私の中でありまして…。すみません。

どうしてもリアリティも交えて考えてしまう。


と。例文交えて語ってきたわけですが、まとめると。

カタカナばかりだと、何だか描写が軽すぎてしまう感じがするから。

が、理由な気がします。

別段、これらを否定する意図はありません。

実際にさらっと読めるものが好まれるとは思いますし、それもわかる気がしますし。

でも、私は言葉を足して描写?する方が好きですってだけの話です。

まあ、自作品の文章が深く描写出来ているのかは、自分では判断しかねるところですがね苦笑

自分で書いたものは、うまいっ!最高っ!好きっ!って思いも少なからずありまして、客観的に読むことがまだ出来ていません。

これが完結して、数年経てば出来るのかもしれませんが…。実際、書き上げてから数年寝かせて、それから手を加える、つまり推敲作業ですかね?をする作家様もいると聞いたことありますし。

自作品を客観的に読むのも難しいですよね苦笑



と。やっぱり少し話がそれましたが、これが書くときの私のこだわりの話でした。

まだまだあったりもしますが、今回はここまでで。

また機会がありましたら、語りたいですね。


創作あるあるネタではなかったかもですが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る