臣下と君主

第1話「悲しい初恋」

テヤン様と出会って四年がたった頃私は二年前にテヤン様が経営するお店に行く「テヤン様」私がテヤン様を呼ぶとテヤン様は私に気づきと「クァン、よく来たな、」とおしゃる周りを見て「何かお忙しいそうですね、お邪魔なようなら私は帰ります」

私は帰ろうとすると「待て、帰らなくていい確かに忙しいが別に邪魔だと思ってない、クァンのことそんな風に思うはずがないであろ？」テヤン様は私の腕を掴み引き留める「私が居てもよろしいのですか？」私が聞くと

「私がクァンを拒むとでも思ったのか？」とおしゃるテヤン様「そのようなお言葉を聞けるなんて光栄です、ですが誠にお邪魔だったらおしゃってください」「私がそんなこと思う訳がないであろう？執務室に行こう」「はい」

私は微笑んで執務室に行く、お茶を淹れるテヤン様茶器を差し出されて「ありがとうございます」と受けとる「このお茶はとても香りが良くて美味しいです」「それは良かった」「お仕事大変そうですね？」

「あぁ商団は少し忙しい方がよい」

「そうですね、ですがあまりご無理はなさらないでくださいお体を壊したら大変でございます」「私が心配か？」「もちろんでございます、テヤン様は何でも一人で抱え込む癖がおありなので一人で苦しんでおられるのではないかと少し不安でございます」

「クァン」「はい何でしょう？」

茶器を机の上に置いて、私のも置くと「そんなこと言ってどうなっても知らない」「えっあの、テヤン様？」私の両肩を持って「動くなそのままでいろ」

「はい……」私は言われた通りおとなしくしてた

微笑んで「いい子だ」テヤン様はゆっくり私に近付いて来て

顔の距離が五センチになったところで戸がガチャと開き団員が来て「テヤン様、取引先が……あっ失礼致しました」「おいソヌ、入る時は戸を叩けといつも言ってるだろう？」「申し訳ございません」

「私なら大丈夫ですのでお行きください、これから仕事ですし私は帰ります」

「そうか、またいつでも来い」私の頭を撫でっておしゃるテヤン様に私は「はい」と返事をするテヤン様が出ていった後「ドキドキした～でも嬉しかったな」〈そう私はテヤン様のことが出会った頃からお慕いしてるのだ〉

そしてジン含めた護衛達と店に行ったその日の夜に夢にテヤン様が出てきて私のお店に来た後帰り道に怪しげな集団に一万に囲まれて殺される夢を見るそれがあまりに現実的で声を「うわぁー！」声をあげてしまう目を覚ますと戸の外から

「ハソンでございます、クァン様大丈夫でございますか？入ってもよろしいでございますか？」「入って」私の護衛ハソンが入って来る「ハソン、ごめんね急に叫んじゃって驚いたでしょ？」

「いえ私は平気でございますがクァン様は大丈夫でございますか？ものすごい汗をかかれております、一体どんな恐ろしい夢をご覧になったのですか？」

そう言いながら顔を優しく白いハンカチで拭く

「夢は夢だからいいんだけど常連のお客様がいらしゃってくださって私がすすめた桜が描かれた絵を買われてその日の帰り道に怪しい一万人の集団に囲まれて殺されてしまうそんな現実的な恐ろしい夢を見て怖くなって思わず叫んでしまったの」

「何と恐ろしい夢をご覧になったのでしょうですが夢は夢でございます、ご安心してお眠りください」

「そうだね寝るよ」そして次の朝〈どうしても気になる、あの夢がもし現実になったらテヤン様は殺されてしまう〉「ジンはいる？」私が言うと

戸の外から「はいおります」「入って」「失礼したします」戸が開いて「お呼びでしょうか？クァン様」「ジン、一つ頼みがあるの」「はい何なりとお申し付けくださいませ」「今日の護衛をいつもより増やしてほしいの」

「お申し付けくださればいくらでも護衛お付けします」「だったら二万人お願いできる？」「はいお安いご用でございます」「ありがとう」「ところで何かあったのですか？突然護衛を増やしたいだなんて」

「ちょっと気になることがあってもしかしたら夢が現実になってしまうかもしれない」「夢が現実にでございますか？」「ジン」「はい」「もう一つジンにお願いがあるの」「はい何なりと」「ある両班のお客様が桜の絵を買ったら警戒してほしいの」

「警戒でございますか？」「もしそのお客様が桜の絵をお買い上げになったらそのお方に身の危険が迫るだからその方を守ってほしいの」「はいご命令なら従います」「ありがとう」そして夢で見た通りテヤン様は午の下刻に私の店に来た

「いらしゃいませ、テヤン様いらっしゃってくださったのですね」「クァンに会いたくなって来た」「それは光栄です」「クァン今日のおすすめは何だ？」「そうでございますねどのようなものをお探しですか？」

「そうだな～春の花がいい、そうだ桜はあるか？」

〈桜の絵、嘘現実になった、このままだったらテヤン様は……〉「ン……ァン……クァン！」「！？はい何でございましょう？」

「どうしたのだ？ボーっとして何かあったか？」

「いえ失礼しました、桜の花でございますねでしたらこちらの絵ががよろしいかと」「美しいまるで本物の桜のようだ気に入った買おう」「ありがとうございます、少々お待ちください」

「あぁ」掛け軸をピンクの本紙で張りつけ乾かした後ジンが近くに寄ってきて「クァン様ご指示通り護衛達を例の森に行かせました、」「何人行った？」「はいご指示通りこちらに百人残して後は向こうに向かわせました」「分かった、私は何とかテヤン様を引き止めて時間を稼ぐ」

「はい片付いたらご報告致します」「よろしく」私はテヤン様の元に行き「お待たせいたしました」「ありがとう」受けとると「クァンまた会いに来る」出口に向かおうとした時私は両手で片腕を掴んで

「！？クァン？、どうしたのだ急に」「あのテヤン様久しぶりにと私とお昼一緒に食べませんか？」「えっお昼？」「はい、いけませんか？」「別に私は構わないが……取りあえず手を離してはくれないか？」

「あっ申し訳ございません」私は慌てて離す。

「いや誘ってくれたことはすごく嬉しいでもクァンはまだ仕事中だろう？」「そうですがそろそろ休憩に入ろうと思っていたとところなので」「そうかなら断る理由がないな」奥の部屋に案内すると

「そちらのテーブルにお掛けください」「久しぶりだなクァンの手料理」そして辛いもの、苦いものを作らないに料理を作った口に合うかと不安だったが

「全部美味しい」

「誠でございますか？お口に合って何よりでございます」「今まで食べてきた料理の中で一番美味しい」「それは誉めすぎでございます」「これは誠だ」

「誠でございますか？」「あぁ、偽りは申さない」

私達は微笑み合って同じ時間を共に過ごす

そして未の正刻になってジンが来て「少し席を外します」部屋を出るとテヤン様の護衛の人が居て距離を開けて「どうだった？」

「問題なく片付きました、やはりあの若様様が狙われていたのは事実のようです、刺客の一人が持っていた密書を持っておりました、あの若様を暗殺すると内容が書かれておりました」「刺客達は生け捕りにした？」

「はい、ご指示通り生け捕りにして義禁府に密書ごと引き渡しました」「ありがとう、これでひと安心、今からお帰り頂くが念のため尾行して家に帰るまで安全かどうか確かめてくれる？」「はい何人後をつけさせます」「うんよろしく」

「はい」そしてテヤン様がお帰りなられてしばらくして「クァン様」「ジン、どうだった何ごともなかった？」「……はい、何ごともありませんでした」

「そう良かった」「……」「ジン？どうしたの？黙りこんで」

「いえ何でもございませんしかしクァン様のおしゃった通りでしたね」「うん私自身驚いた、まさか夢で見たことが現実になるとは、いや今回が初めてではない」「今回が初めてではないってことは前にもあったのですか？」

「うん、その時は偶然って思ってたけどでも私あの時から火事に巻き込まれた日から夢で見たことが全て現実になるの」「えっ？それ大丈夫なのですか？」「やっぱり私の体おかしくなったのかな？」ジンは

「エン様にお伝えした方がよろしいかと」「そうだね」私はジンの言う通りエンに相談した「えっ何それ能力的な感じ？」「確かにこんな話突然にされても信じられないかもしれないけどでも事実なの私の身に本当に起きていて」

「誰も嘘をついてるだなんて言ってないよ」

「信じてくれるの？」「信じるに決まってるでしょ」

「エン愛してる～」私はエンに抱きつく

「うん知ってる、私の知り合いに一人いるんだよね～」「知り合いって？」「クァンと同じの能力を持った人「「えっ私と同じ？」「うんその力は恐らく予知夢だ」「予知夢？」

「うん私のか知り合いに占い師の人がいるんだけどその日死にかけた後に予知夢が見られるようになったって言ってた」「じゃ私がその予知夢が見られるようになったのって火事の時に死にかけたから？」

「恐らくそうだろうねクァンの心臓一時刻ぐらい止まっていたから」

「えっエンが助けてくれなかったら私死んでたってこと？」「恐らく」「良かった～エンが居てくれて死にかけの私を助けるなんてさすが高麗一の名医の一番弟子、そういえば師匠のチェヨンさんまだ明から帰ってきてないの？、そろそろ帰ってきてもいい頃だと思うけど？」

「私もそう思う、私が聞いた話では三年で帰って来る予定だったのに何故か師匠は帰ってこないの」

「えっ帰ってこないって大丈夫かな？チェヨンさん」

「詳しくは知らない、でも師匠の腕か高く評価されて明の皇女様と昔からの知り合いでとても仲が良いとか、皇女様の未知の病を治療しに行ったんだって」エンは少し寂しそうに言う

そうエンの師匠のユ、チェヨンさん、私達の母上の妹君でエンに医療の知識と技術を教えてた方で、治せる病気はほとんどないと言われるほどで朝鮮一の名医

「エン、取りあえずその方に会わせてくれない？」

「分かった連絡は取る」「ありがとう」

私は次の日そのキ、ケンという占い師に会いにエンと百人の護衛を連れて行った。「初めまして、へ、クァンと申します」

「初めましてキ、ケンと申しますエンお嬢様から伺っています、予知夢についてお聞きしたいと言いました、私は三日前からお嬢様がいらっしゃることは分かってました、それからある一人の若君と出会い虎の絵と桜の絵を五十両でお買い上げになることを確かはじめてじゃない名はイ、テヤン様と言いましたか」

「えっどうして絵のことだけではなくてテヤン様の名まで」「先ほど申し上げたはずです、三日前に予知夢を見たと」「じゃ私が夢で見て現実で起きたことは、全部予知夢ってことですか？」

「はい」キ、ケン先生は答える「クァンお嬢様、せっかくなのでお茶をお出しします、」隣に座ってる女性なキ、ケン先生は「ナホ、お二人にお茶をお出ししてくれ」

「はい」ナホさんは返事をして案内された部屋にエンと行くと「あの確認なんですけど私は誠に予知夢能力者でよろしいですか？」「はいそれは間違えないでしょう」

エンが「ケン先生クァンはこれから誠に大丈夫ですか？予知夢見るせいで体に害が及ぶとかありませんか？」「そうでしたね、クァンお嬢様は持病をお持ちでしたね」「はい、ですから体に害が及ばないか心配です」

「実は私も喘息持ちなんです、予知夢が見えるようになった後も喘息がひどくなることはありませんでした、ですがこれはあくまで可能性の話でございます、先のことは誰にも分かりませんお嬢様の選択次第でお嬢様の人生が変わります」

「それはどうゆう意味でしょうか？」

「お嬢様、お気をつけください、これはあくまで可能性ですが予知夢が見えることをお嬢様をよく思わない人に知られたらクァンお嬢様に大きな災いが降りかかります」

「えっ先生それは一体どうゆう意味でしょうか？、クァンの身に災いなんて」エンが少し動揺しながら聞く「ですからこれはあくまで可能性でございます」「それはつまり私は死ぬってことですか？」

「はい恐らくそうでしょう、今の時代予知夢の能力を信じる者は多くおります、欲にまみれた悪人がクァンお嬢様が予知夢で夢が見られると知り欲のために利用するかあるいは悪事がバレるのを恐れて亡きものにするか私が思う災いはそのどちらかと」

「そんなん……」信じられないと言いたそうな顔で私を見て私の手を握るエン、私はその手を握り返して

「大丈夫だよエン、知られなければ問題ないよ」

そう言って微笑む「クァンは何ていうかマイペースというかのんきというかもっと危機感持ってよ」

「そんな深刻ぶっても仕方ないでしょ？これから起こる未来なんて誰にも分からないだけど今一つ分かることがある」「分かること？」エンが私に聞く

「私は一人じゃないエンがいる、シルもいるしへ、家の皆やだって、だから私は先の見えない未来を気にして怯えるより大切な皆と一緒に笑って過ごしたい、それが私の一番大切にしたいこと」

微笑むとエンも少し安心したように微笑んで

「そうだよね、例えこの先何が起ころうと私は全力でクァンを守る」「エン、ありがとう」先生を見たら少し悲しそうな顔で微笑んでいたそして私達に

「お嬢様方お気をつけください、二日後王宮で行われるうだげでお父上が王様の命を狙った逆賊人として捕まりますそしてお父上は骨の折れるほどの酷い拷問を受けることになります」「そんな……でも父上は人の命を狙うような方ではありません」エンが言うと

ケン先生は「はい、もちろん私もそう信じております、ですが父上が使われてる義禁府のロッカーから王様に使用された毒が出てきます」「父上お救いするには一体どうすればよろしいのですか？」

「使用される毒は特殊なもので一人の医者としか作れない毒でございます」「つまりその医者を見つけ出せば父上の無実を証明できる」「それだけで無実を証明することはできません、毒を受け取っていないと何か証明するものがなければ確実に犯人されます」「証明って言ってもどうやって証明すれば……」

「昨夜黒幕は父上をはめようと医者のところに特性の毒を受取りに行きました」「確か父上は昨夜昔から行ってる酒場に行ったって言ってたよね？」私に聞くエン「うん言ってたなら今から確認しにいく？」

「そうだね」「先生、ありがとうございます」

「感謝します」「お嬢様方お気をつけていってらしゃいませ」「「はい」」

私達はケン先生の家を出て昔から父上が行ってる酒場に行って店主のマ、ユンに会いに行き名簿を確認させてもらい「見てクァンこれ父上の名がある先生が言ってた時刻通りなら父上の無実は証明できる」

「そうだねエン」「ちょっと二人も何かテマンさんにあったの？無実証明ってもしかして事件に巻き込まれて捕まったとか」「いえまだ無事です」

エンが言った後に私が

「念のためってだけですからあまり深刻にならないでください」「あのユンさん、頼みがあるんでこの名簿を二日間だけ貸してもらえませんか？」「それはいいけど絶対失くさないで無事に返してね」「はいもちろんです」私が答えた後

「お約束します」

そして私達は酒場を出た後「ジンいる？」「はいおります」「頼んだ件はどうだった？」

「はい、ご指示通りハ、デクと言う医者を見つけ出しました」

「ありがとう今からその医者のところに乗り込む」

馬車に乗って医者のところに行って乗り込んだ「いらっしゃいませ」「悪いけど客じゃないんだよね～」

「客じゃないなら何の用だ？」「そなた医者のくせして悪人の味方して特殊な毒を作るなんて人の命を救う医者としてどうかしてる」エンが言うと「黙れ客じゃないなら帰れ」

私は「ジン刀を抜いて」「はい、クァン様」

刀を抜いてハ、デクに向けて「何の真似だ？私を殺す気か？」ハ、デクは怯えるように言う私は「殺されたくなければ正直に答えろ、そなたに毒を作るように指示したのは誰だ？」

「何のことが知らないな」「最後までシラを切るなら仕方ない、ジン殺せ」「はい、クァン様」ジンは刀を持ち上げる

「やめろ！分かった言う」私はジンに止まれ片手を前にかざすそれを見たジンは動きを止める「なら正直に申せ」「私に毒を作るよに指示したのは義禁府の経歴(キョンレキ)のパ、タルって武官だ」「それを証明するものは何か持ってるか？」と聞くと

「その武官とやり取りした密書がある」

「見せて」私が言うと密書を出す

「確かに内容には毒を作り私達の父に罪を着せると書いてある」「そなたらへ、テマンの娘か」

「そうだ」「毒は、パ、タルって武官に渡したんでしょ？解毒剤はあるの？」「あの毒の解毒剤がない」「解毒剤がない？話にもならないここで殺そうよ」

「頼むそれだけは！」「取りあえず生かしておこう、その代わり王宮に行って自分の罪を自白しろ、できなければ殺す」「分かった自白する」「エン念のため解毒剤作っておいてくれるこの医者は信用できない」

「分かった、けどいいの王を助けることになるけど？」「もちろん、王は許せない、母上にあんな酷い仕打ちをして追い出したんだからでも仕方ないよ、助けなかったら父上が罪人になる」「それもそうだね」エンが言う

「ジン」「はい、クァン様」「他の私兵百人にこの医者が逃げないように見張らせてもし逃げるようなことがあればすぐ殺して」「はいクァン様」

私は家を出て私邸に戻った次の朝戸の外から「クァン様ジンでございます」「入って」「失礼致します」

戸が開くと

「クァン様大変でございます」「何かあったの？」

「王宮を見張っていた者から報告があり旦那様が大逆罪人として捕まり今尋問を受けてるそうなんです」「！？何だって父上が尋問を受けてる？」

「はい」私は立ち上がって「すぐ証言人の医者は？」「おります」「証人連れてすぐに王宮に行く、支度して」「はいクァン様」私は百人の護衛を引き連れて王宮行き入れたけど尋問場に入り口で兵士に止められる

「お帰りください、お嬢様がいらしゃるところではありません」「通してください父の無実を証明しに来ましたこの医者が特殊な毒を作った本人です」医者をつきだす「話は臨海様に確認してから聞きます今日のところはお下がりください」

「下がってくださいって何ですか？父が無実の罪で尋問を受けてるのに下がれるわけあるか！！」「「！？」」「ジン」「はいクァン様」

「邪魔だ退かして」「はいクァン様」刀を抜いたジンはすばやい動きで兵士を次々倒していく尋問場に入った時「うわあー！」拷問器具で太ももを痛め付けられる父の姿があった「！？父上！」私は父上の元に走って行って次々義禁府武官を投げた押して尋問をしてる武官二人を投げた押した

「父上大丈夫でございますか？」「クァン何をしてる？早く出ていきなさいここはそなたが来るところではない」「いいえ行きません私が父上をお守りします、父上の無実を必ず証明しますですから待っていてください」「クァン……」父上に呼ばれた後

「クァン……どうしてここに？」聞き覚えの声がして振り返るとテヤン様がいた「テヤン様何故ここに？まさか臨海様ってテヤン様なのですか？」

私の初恋は悲しい現実を見せた、私の初恋の方が私の愛する無実の父上を罪人にとして尋問を仕切っていたその真実を知った時息ができなくて辛くて苦しくて涙が溢れそうになった