主人公の貴族、アヴィリアは湖にドボンしたことで前世の記憶を取り戻す。
そんなアヴィリアは、記憶を取り戻す前はかなりの性悪だったそうで、周りの人も、湖の妖精様のお陰……という始末。
それならばと人生を満喫しようにも暇で新しいことにチャレンジしていきます。
するとそのちょっとしたことが……?
というように、どんどん新しい展開に惹き込まれていく作品です。
根本的に小説に興味が出ないあなた、活字に飢えまくってるあなた、そうでないあなたも楽しめるはず。
自らの生活をより満喫するために整えている主人公に対する周りの反応も面白いと思います。
作者様は設定は後付が多いと仰られていましたが、そんなことは気にせずに充分読めます。
☆3つ
ですね。
主人公とセシルの掛け合いが楽しいですね。それに面白い。
こういう転生ものでは何らかの知識チートをするのが定石ですが、そこでハーブティーというのも興味深いですね。普通に趣味の範囲内です。
なんかこういう趣味が役立った系統って趣味の範囲を超えて転生者が専門家並みの知識を披露したりするので、途中から専門書を読んでる気持ちになることがあるので安心です。
総じて、非常に気楽に読める転生ものかなと思います。それに若干スローライフ系かもなと。ハラハラドキドキはしないかもしれないですが、ゆっくりと落ち着いてリラックスできるような良い作品だと思います。
是非とも、疲れている時なんかに読めば癒されるでしょう。