世界最強のゲーマーVRMMOで無双する

天音

プロローグ

「飽きたな。ゲーム」

そう思ったのは

まだ冬の寒さが残る3月の頃だった。

幼少の頃。勉学が大変出来た俺は暇だった。ある日、弟に進められたオセロと言うゲームで一週間で世界チャンピオンになった。

それを聞いた弟が凄いと尊敬し、他のゲームも渡してきた。名は確か·····将棋と言うやつだったな。またしても竜王と言う奴に勝負を挑み勝ってしまった。幼い子供がここまで異行を成し遂げたら、不自然で。

親が医者に見せた。結果はただ単に俺が頭がいいという事しか分からなかった。

また弟に進められたたくさんのゲームも1位を総なめしてしまった。世界的に俺は認められ、とうとうゲームの大会に参加不可能となった。その時は悲しかった。

今まで一番ハマったのはゲームだったからだ

大会には出られなくてもオンラインで素性を隠し参加していた。俺が正体不明のゲーマーで都市伝説にもなっていた。

で、今に至る。

全てのジャンルで世界一位を取った俺は、

暇だった。

「ああー暇だな〜」

俺は最新のゲームが出たら、速攻で買って、

一位を取る。だから新しいゲームが出るまで基本暇なんだ。逆に初日でゲームをクリアしてしまう為、企業が難易度を高くしているらしく。難関と言われても、俺には瞬でクリア出来る。

と、考えていると。

「あまねってVRMMO

やったことないよな!?」

今いきなりノックもしないで現れたのは、

俺の双子の弟、圭だ。

「あまね?」

「なんだ?そのVRとは?」

「今めっちゃ人気でさ!二人とか多人数で出来るから一緒にやろうぜ!?」

「いいよ。今やってるゲームないし。」

ちょうどいい。圭は毎回タイミングがいいな

「よっし!二人分揃えてあるぜ!」

「準備いいな」

「そりゃ、周とやりたかったし」

「そうか」

「じゃあ夕飯食べからな」

「·····うん·····」

俺は思わなかったこのゲームが後に、

俺の人生を変えることを·····




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