通りゃんせ

燈籠とうろうも 機械仕掛きかいじかけに とおりゃんせ


<解説>


 夕暮れにドライブをしていると、街灯の明かりが、次々にともりはじめました。


 光度に反応しているのだと思いますが、時代が時代なら、燈籠も機械仕掛けなのかと考えていました。


 そのライトがなんだか、自分をどこかに誘っているようにも感じたんです。


 不気味さと同時に、ほっこりとした印象も受けました。

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