毒蝮どくまむし ポリペプチドの 牙立きばたてる


<解説>


 裏庭の一番奥に蔵が建っていて、そのうしろには人工の河川が流れているんです。


 畑の手入れをしようと思い、そのあたりをウロチョロしていたらば、ぎゃおっ!


 川の法面のりめんに生えている草むらの中から、バカでかいマムシが顔を出しています。


 なにやら鎌首をもたげ、戦闘モードのご様子。


 これはアカンとばかりに、とんずらをした次第です。


 昔に本で読んだ知識ですが、マムシなど毒ヘビの毒には「ポリペプチド」という成分が含まれているそうです。


 いっぽうで、人間の皮膚を形成するタンパク質は、おもに「ペプチド」という成分でできているんだとか。


 ポリペプチドはペプチドを分解してしまうんですね。


 よくできた仕組みですが、おそろしいものです。


 「理系俳句」なるものが、一部で流行しているそうです。


 自分もミーハー全開で読んでみました。

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