第3話 期限付きの来日というか来地球

地球が生まれ変わろうとしているね。


まるで、さなぎから羽ばたこうとしている蝶のように。


デリケートで危険。でも幸せ。


今までは、困難を乗り越えてこその幸せだった。


これからは、すぐそこにある幸せに気づけるよ。そこに気づけるかどうかだけ。


今までは、椅子取りゲームのような会社勤め。


そして、人生ゲームのような社会、

仮想現実。


お遊戯会のようなコロナ騒ぎ。


もう、ゲームはやめて、本物の世界を生きましょう。


わたしはきっと地球には、期限付きでやってきた。


自我という怪獣をやっつけるために、波動を駆使して怪獣退治。


カラータイマーが鳴り始めた。


もう帰らなくちゃね!


でも、楽しかった。

『できない事ができる』ってこんなにも

素晴らしいことだったんだね。


乗り越える幸せ、喜び。


そして自分の波動が伝わって...みんな一つになる。


地球をつくるワンピース。デコボコ凸凹。


失敗も成功も、不細工も綺麗も、楽しさも悲しさも経験するから次の星に行ける。


ありがとう。楽しかった。また、会えるよ。きっと。ありがとう。ありがとう。











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『じんせい』という名のアーティストたち ドラゴン西 @nishino05

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