第20話 メイドのプラリネ

「ご主人さまぁ~、農業連合組合の会長さんがお見えですよぉ」


 メイドの一人から声が掛かった。


「ああ、すぐ行くよ」


 ――俺はメイドの後ろをついて行く。




 実はこのメイドは、プラリネという。夢の中でも存在はしていた。



 スリーサイズはあくまでザックリだが大体85 60 85ってところ。身長は150センチぐらい。


体重は分からん。


人間ほどほどが一番だ。


 ポニーテールが似合う茶髪の娘だ。


 年齢は俺より2つぐらい上かな?





 ………ただ気になるのは、胸元が開きすぎてスカートが短いという事。


 何かすると当然スカートが短すぎて見える! 何がとは言わないけど。


 ただ、夢の中に存在するのを知っていたものの、その時はこの娘の能力を全く見えてなかった為、側近に取り上げることが無く、夢が終わる直前の段階では俺の傍には居なかった。



 ただ、その時はこの娘の能力を全く見えてなかった為、側近に取り上げることが無く、夢が終わる直前の段階では俺の傍には居なかった。



 この娘は演算能力、書類仕事などに向いており、この2年間は大いに助かった。


 というより、父上が親衛隊として出向するちょっと前に雇われていたのだ。



 夢の中の俺はこの娘に対して能力を評価しなかった為、ちょうど今頃には退職していた。


 退職理由は当時興味が無かったため覚えていないが、何かしら理由があるんだろう。


 退職理由なんて人それぞれだろう、と俺は軽く考えていた。



 ――農業連合組合の会長さんが見えているとの事で、ノックをして部屋に入っていった。

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