ほのぼの領主生活を楽しもうと思ったら敵が攻めてきて領土滅亡~神器(アーティファクト)を使い死亡フラグを回避するため奔走します~

すたりな

ほのぼの領主前情報

第1話 プロローグ~この世界の成り立ち~

 ここは、ある世界のとある大陸にある、若くして領主に就任したある青年の物語である。青年の名前は【ハルト・フォン・エッグラース】という。



 彼に起こった悲劇を中心にこの物語は進行していく。



 この世界では、【ギフト】と呼ばれる生まれ持って持っている力と、

 神器アーティファクト(アーティファクト)と呼ばれるアイテムが存在する。


 神器アーティファクトは数百年前に、ダンジョンより発掘され、時に神器を使い国が設立が相次ぎ、またそれを奪取しようと戦争が起こってきた


 神器アーティファクトの力の方が強力で、権力者で持ってる【ギフト】の力が弱いほど神器を追い求め、力に溺れる。



 ――しかし、神器アーティファクトの力は最初に注いだ魔力をあるじとし、魔力の波長が近いものしか使えないという欠点があった。



 また神器アーティファクトと言えども物であり、コアが消耗し、壊れることもある。


 神器アーティファクトがどういった方法で生成されるかは謎とされていた。


 そのため、神器の産出元は魔力濃度の濃いダンジョンである。



 ひたすら人々はダンジョンへ赴き、神器を得るたびにダンジョンへ行っていた。



 ダンジョンには【ダンジョンコア】と呼ばれる宝石が存在する。


 幾人の人がダンジョンの最下層に赴きおもむき、ダンジョンコアを触れ、神器を生成して行った。



 中にはダンジョンコアを持ち帰ろうとした者もいた。



 ――しかし、ダンジョンコアのある場所は絶妙な魔力バランスにより稼働かどうしていた為、持ち帰ったダンジョンコアから神器を製作することは出来なかった。



 いつしか、ダンジョンコアから神器を生成しないダンジョンコアも発見されるようになり、神器はダンジョンへ行けば必ず手に入るものでは、無くなっていた。



 そもそもダンジョンコアも魔石であることが変わらない為、ダンジョン突破者はダンジョンコアを持ち帰り、いくつものダンジョンコアを失ったダンジョンはそのままダンジョンの役目を終えて行った。



 そんな世界である。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る