エピローグ

 時は数十年流れ


 とある王国では、魔族との戦争で危機に瀕していた。そこに颯爽と現れた英雄等級の魔導師が救い、その国の王子と結ばれ、三人の子をもうけた。その子供は元気に育ち、母親に似て優秀な魔法を覚え、皆の手を焼いたという。


 また、ある辺境の地では、古龍の背に乗る猫獣人を見かけたと伝えられ……


 そして、魔王の城では今まさに勇者一行が攻めいろうとしている。

 ――その防具には〈四葉のクローバー〉の紋章が刻まれていた。




 Fin

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

こんな世界は滅びてしまえ……いや待て、今のは冗談だ 狛ノ杏 @annzu-komano

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ