第40話 現れた父
「主人、知ってますか?今の夢に思いの魔法を使える者はいないんですよ?だから今、私がここにいるのがわかるのは私の主人と使われてる悪魔とカドラ様だけなんですよ・・・」するとキィダの中から男の人が出てきた。
「何で?」レイは自分の目を疑った。キィダから出てきた男の人はどこからどう見ても、レイが母に見せてもらったレブンの写真と同一人物だった。キィダは黄色い半透明ではなく、目は黄色で髪は真っ黒の男の姿になっていた。
「うっ・・・」とレブンは頭が痛いのを絶えた。
「キィダ、誰に呪われたの?」とカルデはレブンに聞いた。
「ティル、ジン王」とレブンは霞んだ目をしながら答えた。レブンの隣にいるキィダはカルデには見えていないようだった。レイは頭がこんがらがり、何がどうなっているのかわからなかった。
「主人は頭が悪いようですねぇ」テイラは馬鹿にするように笑った。
「うるさい」
「私が説明しますよ、レイさん」とレブンの隣にいたキィダが言った。
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