夢占いしてみました

高校時代の同級生に結婚を申し込まれる夢

　ご依頼いただきありがとうございます。

◇◇◇◇◇　夢の内容　◇◇◇◇◇

１．名前…春夢

２．年齢…三十代前半

３．性別…女

４．職業…小説家見習ひ

５．家族構成…同居父母

６．夢の内容…光の溢れる黄色の背景で２人居て一人は顔の知らない男の子(優しい顔)かも分からない子、もう一人の男の子みやじ（アダ名）(親しみを込めた)⁽高校の同級生⁾が結婚しようって春夢に言って来る、という夢。

７．書籍化可否…可

◇◇◇◇◇　占いの結果　◇◇◇◇◇

★ キーワード

①黄色……幸運、財産、喜び、執着、執拗、物欲、保身

②見知らぬ場所……自分では気づいていない可能性、新しい出会いの暗示。

③男……気になっている相手。

④結婚……人生における大きな変化、第二の人生の暗示。

★解説

　「光溢れる黄色い背景」とあるので具体的などこかではなさそうです。こういう現実にはない場所が夢に現れた場合、人生の大きな岐路に差し掛かっていることを暗示しています。光溢れる……という表現からおそらく不快、不安、恐怖といった負の感情は無かったと思いますが、たとえ明るい展望しかなかったとしても、人生の岐路とはそれなりにその後の人生を左右する重要な場面です。気を付けた方がいいでしょう。

　ここで男性が二人登場し、一人は見知らぬ人物、もう一人は高校の時の友人のようです。一般に女性の夢に登場する男性は、どういう意味でかはともかく気になっている男性です。ただし、夢に登場する人物とはその人本人であるとは限りません。むしろ、その人本人ではない可能性の方が高いくらいです。

　夢に登場する人物は、自分の深層心理が何かを表現する際に、その人の記憶にあった人物の中から最も適当な人物の姿を選んで登場させています。今回、登場している「みやじ」という人物も、おそらく本人ではないでしょう。「みやじ」の着ぐるみを来た誰か（あるいは何か）だという程度に思った方がいいです。

　で、では誰なのか？ というと、残念ながら分かりません。ただ、その「みやじ」という人物とは高校で親しい間柄だったようですが、恋人等ある程度以上に親しい間柄だったにもかかわらず別れて久しい人物が夢に出た場合、その人に対する特別な感情というものは依頼者様の中で既に清算されていると考えた方がいいです。

　結婚……は夢の中でも現実でもしているわけではなさそうで、ただ「結婚しよう」と言われただけのようですが、夢の中で結婚はキーワード欄で述べたように結婚そのものを表しているとは限らず、人生の大きな変化やその後の第二の人生を象徴する存在として出てきます。　

★総合

　夢の内容に関する情報が少ない以上、占いも大雑把にならざるを得ないのですが、少なくともおそらく依頼者様が期待していそうなロマンチックな夢ではないです。

　依頼者様本人はおそらく人生の大きな変化を感じており、自分の今後を左右する重大な岐路に立っています。ただ、夢の背景からすると不安とか緊張、あるいは何か切羽詰まった様な危機意識は無いようです。

　一般に見知らぬ場所で見知らぬ人物と親しくしている夢は近い将来、新しい出会いがあるであろうことを暗示しています。それは依頼者様の味方になってくれそうな人物です。占った感触では、それは恋愛とか結婚とかいったものに結びつくような相手ではなく、依頼者様を導いてくれる存在でしょう。

　最初に「『夢占い』とは」の中で説明したように、夢占いは未来を予知するものではなく、夢を見た人本人が深層心理の中で何を感じ何を望んでいるかを知るための物です。出会いの暗示、人生の岐路の暗示とは、そうしたものが具体的に存在していることを示すものではなく、夢を見た人がそう言うものを予感している、あるいは期待しているということです。

　今回の夢では依頼者様は自分の人生が大きな岐路に差し掛かっていることを強く意識してて、その過程で、あるいは結果として、新たな良い出会いがあるであろうと予見しています。

　今回の夢占いで分かることはそれだけです。それ以上のことは、今回提示された夢の内容からだけではわかりません。

　ご期待に多少なりとも添えられたなら幸いです。