スクエニの最終選考まで残った、埋もれていたた名作

 主人公武文は心に傷を負って、人間の顔を見る度に酷い頭痛がする常態に陥っていた。
 そんな武文も元に、AIが搭載されたメイドロボット(アンドロイド)が送られて来た。
 それは、武文の父親の計らいだった。
 武文はそのメイドロボット(アンドロイド)にアワレと名前をつける。
 アワレは感情をもったアンドロイドではあるが、負の感謝を持ち合わせていない。

 人間のエゴで造られた感情制御されたアワレを武文は「哀れ」だと思いアワレと名付けたのだ。

 しかし、アワレと過ごすうちに武文に変化が現れる。

 向き合えなかった過去と向き合い、前へ進む勇気を持つように、なる。

 その頃にはアワレは武文になくてはならない存在となっていた。

 しかし……。

 SF作品ですが本格ではないです。
 苦手意識は取り払い、是非ともお読み下さい。