第25話「初心者向けビルドのやり方例」

うちではPLさんに「どんなのがやってみたいか?」

と聞き込みをしてキャラを作成することが多いです。


ソドワの世界をいくらかでも知っているならそれをもとに

適当なサンプルをいくつか作成していきますが、


ソードワールドを知らなくても漠然としてでもイメージがあれば

それを「SW2.5のシステムでどれくらい再現できるか?」

でキャラを作成していくことになっています。



たとえば、他のゲームで「タンクをやってたからやってみたい」

とかの場合

タンクでも軽戦車とかいろんなものがあるので

そこをきいていきたいところ。


簡単にこんな感じに分類したりします

 1.歩兵戦車:味方を守る 火力は低め

 2.巡行戦車:機動力を生かして敵の側面とか後背を叩く

 3.中戦車/主力戦車:攻撃も防御も機動力もそこそこ

 4.重戦車:火力と装甲極振り 移動力/回避は低め


ソドワのルールに合わせると

 1.庇う持ち 軽めの火力や簡単なバフ等で味方を援護

 2.影走りや高い移動力で後衛を叩く

 3.ある程度の火力とある程度の耐久力を備える

 4.特殊ビルド


 とかになるでしょうかな。



基本的に万能にしていくと最大値が低くなっていき器用貧乏になりやすい為

どこかを減らして欲しいところを伸ばす、というのが基本になるでしょうか。

勿論人の作ったルールですので、ある程度の偏りはあるわけですので

慣れればある程度便利かつ長所の多いキャラも作れるでしょう。



回避や物理攻撃を捨てたタンクは器用度や高い戦士系技能はなくても良いので

特技枠を防護点やHPにつぎ込みやすいですね。

「庇う」があれば火力がなくても無視されませんのでお薦めでしょう。 


☆ちなみにうちの卓ではナイトメアタンクはあまりいてない

 私が当たり前のように銀武器とか属性武器に持ち替えてくるからですね

  (人族/蛮族の対アンデッド部隊とか、それの成れの果てとか)

 プレートアーマーが実質ソフトレザーになるので、かなり厳しいですからね

 たまに初心者GMさんもそうするので、それを警戒して慣れてるPLさんはタンクはあまりしないですな






COCあたりから入ってきてくださったPLさんには

「これは基本弱い人達を守る為に戦闘をすることが多いゲームです」

とかの説明をすることが多いですな

なので


 1.前で戦いたいか? 後方で戦いたいか?

 2.前の場合は武器は何がいいか? 剣や斧 拳や魔法等

 3.鎧や盾は重い方がいいか? 両手持ちの武器の方がいいのか?

 4.味方を守ったり、回復したりしたいか?

 5.それ以外の方がいいか?

 6.後方の場合は派手な魔法で敵を薙ぎ払いたいか?

 7.弓とか魔法の銃とかもあります

 8.回復や援護をメインにしたいか?

 9.それ以外?

 10. 人間以外の種族もできますが、どうしますか?


とかの質問をしていってPLさんから「やりたいこと」を聞き出していくことが多いです



コンピュータRPGを知っていたり、アニメや映画小説などで知識があれば

そこら辺を検索してりして、やってみたいことを探っていきますね。


「大きな剣をもって華麗に戦いたい」とかであれば

 ある程度のレベルでフェンサーとかをしてもらうわけです。

「魔法で電撃とか撃ちたい」であればソーサラー

 (「ドラゴンになって戦いたい」であれば2.0のドレイクナイトとかに)


「ヒポグリフに乗りたい」とかファンタジーっぽいことも

ライダー技能でできますが、やはりある程度のLvが必要になるわけですね




なので、うちの初心者対応卓はある程度のレベルから始めることが多いですね

17回とか34回とか。 

PLさんのやりたいことの内容によっては

100回成長から始めたりすることもあります。


成長も高速成長で「PLさんが飽きる前に成長してもらおう」という趣旨が多いですな。




初心者さん向けのクラスや種族としては


・人間で需要なところで変転

・ルーンフォーク魔法使いで大量MP

・制御魔法使いで簡単魔法

・二丁や制御マギシューで簡単火力

・防御好きならリルドラケンタンク

・両手利きグラップラーや必殺フェンサーでボス狩り

・決死カウンターファイターでボス返り討ち

・薙ぎ払いで範囲攻撃


とかがラクで活躍しやすくて良いですかな。


ベテランさんには補助とか足りない役割を補ってもらうことが多いですね

まずはソドワを楽しんでいただいて、

楽しみながらルールを覚えてもらうのが一番の近道でしょうな。






 



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る