第7話 イチャイチャ………したい

「二人の時間って……今はヤバいでしょ?」

「えっ!?、なんでよぉ~誰もいないよ?」

「上の階に瑠衣がいるだろ!」


 斗真は瑠愛の誘いを断った。


(本当はめっちゃイチャイチャしたい!!)


(斗真、なんで一人でもがいてるんだろ?)


 この空間はさっきまでの地獄の様な雰囲気ではなく、まるでポカポカした落ち着いた雰囲気だ。


「てか、もう瑠衣呼びなんだね?」

「あっ……あぁ~義妹だし……変に゛ちゃん゛付けするのも兄妹なのに違和感あるだろ?」

「ふ~ん、別に血繋がってないんだし、そこは別にいいんじゃない?」

「まぁ、そうかもだけど……もうこの呼び方でいくって決めちゃったから」


(本当は決めてないけどな!!)


 斗真は一人でノリノリだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る