筆順の原則

言葉についてあれこれ偉そうに書いている私だが、筆順はめちゃくちゃである。

それでも漢字検定二級は持っている。


・筆順の大原則

①上から下へ

②左から右へ

 a.左の点画から

  例 帯:縦棒を三本書いてから横棒

 b.左の部分から


・筆順の原則

 ①横画が先

  a.横・縦の順

  b.横・縦・縦の順

   例 編:冊の部分

     甘:横+縦+縦+横+横(紺・謀)

     席

     垂(唾)

  c.横・横・縦の順

  d.横・横・縦・縦の順

 ②横画が先

 ③中が先

  例 小:ただし、りっしんべんは左右の点から(性・悔・憾)

    火・炎:ただし、ひへんは左右の点から

 ④外側が先

 ⑤左払いがさき

  例 希

    升

    脊:まず人

 ⑥つらぬく縦画は最後

  例 書

    恵(穂)

 ⑦つらぬく横画は最後

  例 舟

 ⑧横画と左払い

  a.横画が先

  例 反(仮)

    尻

  b.左払いが先

  例 とらかんむり(虞・戯・虐・慮)

    右(諾)

    非(俳)

 ⑨その他

  缶・卸:午。縦棒をつらぬく

  可:横棒+口+縦棒(何・荷)

  比:一画目は短い左払いではなく横棒(楷)

  おおざと:縦棒が後(郭)

  こざと:縦棒が後(阻)

  貫:口ではない。一画目は母と同じ。横棒が最後

  斎:縦棒が最後

  裁・戚:点が最後

  縛:点を打ってから寸

  凸:漢和辞典等参照のこと

  弊:縦棒は貫かない。小ふたつ。

  方:左払いが最後(倣)



参照:新しい国語表記ハンドブック第七版(三省堂)

   漢字源改訂第六版(Gakken)

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