2話

もう朝か

サッサと準備して、行きたくないけど

学校に行こう

あのアプリだって、きっとジョークか何かだ


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「えー、ホームルームの前に言わなきゃいけないことがある

 加藤が家から消えたらしい、両親から学校に連絡が来た」


加藤さんが消えた


私の背中を蹴飛ばした、

加藤さんが消えた


あのアプリ、本物なんだ


じゃあ、もっともっと、消しちゃおう


私をいじめた人全員、全員


「おい、鈴本」


「はい、なんですか、、、?」


「お前、加藤と話してたろ、知らないのか?」


知ってるわけないじゃん

それに、話してたわけじゃない

______________________________


今日は呼び出されなかった


仲間が消えて、

混乱してたんだろう


まぁ、呼び出されない方が助かるし

痛くないし、寒くない


それに、早くスマホいじれる


_________________________________


今日も、消してみよう


まずは、いじめの主犯格だった


木之瀬 愛花さん


それと、いっつも水かけて来た


萃香 夢露さん


2人の名前を打ち込んだ


また、いきやすくなる


このアプリをいじると眠くなった

寝よう


ピコンッ



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